また、二つのベクトルa,bがあって、対応する成分がすべて一致するとき、a = b とかき、a
と b は等しいという。
ベクトルの和、差、スカラーの倍の定義は、左に示すとおりである。
尚、ベクトルの計算は、成分ごとに数の加法、減法、スカラー乗法を行っているに過ぎないので、数と同一の計算法則が成立するはずである。
- a+(b+c) = (a+b)+c
- t(a+b) = ta + tb
- a+b = b+a
- (s+t)a = sa+sb
- a+0 = 0+a = a
- (st)a = s(ta)
- (a-b)+b=a
- la = a
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