第8回
小テスト

(第91回簿記検定試験問題4級)

制限時間 90分
平成11年2月28日施行



第1問
 次の問いに答えなさい。
(1)次の取引(A群)について、その取引要素の結合関係(B群)が示してある。よって、[  ]の中に、
   1資産 2負債 3資本 4収益 5費用 の5要素の中から一つ選び、(  )の中には 6増加(または発生) 7減少 を選んで、それぞれ番号で記入しなさい。

(A 群) (B 群)
a.手数料¥20,000を現金で受け取った。 資産の増加と[ ア ]の( イ )
b.借入金¥50,000を現金で返済した。 [ ウ ]の( エ )と資産の減少
c.小型貨物自動車¥500,000を現金で買い入れた。 [ オ ]の増加と( カ )の減少
d.家賃¥30,000を小切手を振り出して支払った。 [ キ ]の( ク )と資産の減少
e.店の現金¥40,000を家事費として支出した。 [ ケ ]の( コ )と資産の減少
f.翌月末に支払う約束で商品を買い入れた。 資産の増加と[ サ ]の( シ )
(2)次の金額を計算しなさい。
 (ア)期末資本  (イ)当期純利益  (ウ)期首資本
   期末の資産・負債は次のとおりである。
  現金 ¥365,000 当座預金 ¥453,000 売掛金 ¥427,000
  商品 ¥408,000 備品 ¥300,000 買掛金 ¥383,000
  借入金 ¥400,000
 また、当期の収益総額は¥926,000、費用総額が¥756,000であった。ただし、この期間中に資本の追加元入れや引き出しはなかった。

第2問
 下記の取引を仕訳帳の(  )のなかに必要な記入を行い、総勘定元帳の現金・商品・買掛金の各勘定に転記しなさい。なお、仕訳帳に次ページへの繰越記入と前ページからの繰越記入もおこなうこと。1月20日までの仕訳帳の合計金額は¥830,000である。
 1月21日 秋田商店の買掛金¥60,000を現金で支払った。
   23日 山形商店から商品¥175,000円を買い入れ、代金のうち¥50,000は現金で支払い、残額は掛けにした。

第3問
 下記の取引の仕訳を示しなさい。ただし、勘定科目は次のなかから選び、商品売買については、分岐法によって記入している。

  貸付金 現金 通信費 商品 水道光熱費
  売掛金 当座預金 備品 買掛金 消耗品費
  商品売買益 普通預金 受取利息 資本金 交通費
  支払利息 借入金

(1) 現金¥750,000 商品¥390,000 備品¥360,000円を元入れして、食料品店を始めた。
(2) 得意先仙台商店の売掛金¥84,000を同店振り出しの小切手で受け取った。
(3) 取引先大阪商店から貸付金¥200,000の返済を受け、利息¥15,000とともに現金で受け取った。
(4) 10月分の電気料金¥24,500と電話料金¥31,800を、それぞれ普通預金の口座から自動支払いによって支払った。
(5) 札幌商店に商品100個@¥850(この原価は@520)で売り渡し、代金のうち¥35,000は、現金で受け取り、残額は来月末に受け取ることにした。



 この日は日本対チュニジア戦ということもあってか、いつもの半数程度しか受講者がいませんでした。
 さらに、テストプリントが配られたと思ったら15人ほどがダッシュで講堂に向かっていきました。
 こういう日は、休講にしてもらいたかったです。まじめにテストに取り組んだおかげで、森島のゴール見逃した…。