第3回
収益と費用



収益とは
 経営活動によって、資本を増加させる原因となる事柄のこと。

収益の主な種類とその内容
 商品売買益…商品を売り渡した価額から原価を差し引いた金額
 受取手数料…商品売買の仲介などをして受け取った手数料
 受取利息…貸付金や、預金などの利息

費用の主な種類とその内容
 給料…従業員に支払う給料
 広告料…テレビ、新聞などの広告掲載料
 通信費…はがき、切手などの郵便貯金や電話料金など
 交通費…電車やバスの運賃やタクシー代など
 消耗品費…帳簿、伝票や事務用品などの代金
 支払家賃…店舗、事務所などの賃貸料
 雑費…特定の種類とはしない営業費用
 支払利息…借入金の利息


損益計算書
 一定期間の収益・費用を項目別に集計し、それを示す表のことを損益計算書という。

 損益計算書は、借方(表の左側)に費用の各項目と金額を記入し、貸方(表の右側)に収益の各項目と金額を記入する。

損益計算書の例

損益計算書

○○商店 平成○年1月1日から平成○年1月31日まで
費  用 金  額 収  益 金  額
給  料
雑  費
支払利息
当期純利益
100,000
3,000
2,000
40,000
商品売買益
受取手数料
120,000
25,000
145,000 145,000