第12回
レポート



先週の講義で、評価の対象となるレポートが出されました。今までまじめに出席していた人にはそれほどでもないと思いますが、金曜の5限なんて講義に出る気分じゃないという人もいたと思いますので、自分なりにヒントを出そうと思います。参考にして頑張ってください。
なお、配布資料を参考にして進めていくので、それすら無い場合は諦めてください…。

第1問
(1)
  i 掛けで仕入れる、資金を借り入れるということが書いてあるので、2章の負債について説明してある部分を見ると分かると思います。
  ii 収益を求める等式なので、3章の収益について説明してある部分に記載されています。
  iii 資産の減少は貸方要素なので、貸方要素同士は結合することができないということを理解していれば大丈夫でしょ う。
    5章の結合関係の表を見れば一目瞭然ですが。
  iv iiiと同じページに記載されていますので、ついでに解いてしまいましょう。
  v 決算の手続きは、予備手続き、本手続き、決算報告手続きの3種類です。
    9章の決算の手続きの流れを書いてある表を見て、適切な答えを選ぶといいでしょう。

(2)
   ア 期末資本を求める公式は、期末資本 = 期首資本 + 当期純利益 と、 期末資本 = 期末資産 − 期末負債 との二通りあります。
     資料として提示されている中に、期末資産と期末負債があるので、2つ目の式を使うといいでしょう。
   イ 期間中の費用総額を求めるには、費用総額 = 収益総額 − 当期純利益 の式で求まります。
     ただし、資料のなかに当期純利益がないので、これも求めなければなりません。
     当期純利益を求める式は、当期純利益 = 期末資本 − 期首資本 です。
     期首資本は資料から、期末資本は「ア」で求めたので問題ないでしょう。

第2問
 仕訳の問題です。問題を要約すると以下のようになります(たぶん)。
 1月31日 銀行から借り入れ(借入金−貸方)、利息を引かれ(利息−借 方)、手取金は現金で受け取った(現金−借方)
 2月1日 土地の賃借料(支払地代−借方)を現金で支払った(現金−貸方)

 上の手順で、それぞれの取引の金額を書いていけば問題ないと思います。元帳の番号は総勘定元帳に記載されています。
 諸口を書き忘れないように注意しましょう。
 仕訳帳から総勘定元帳への転記はそれほど問題ないと思います。

第3問
 取引の仕訳の問題です。あらかじめ決められている勘定科目から適切なも のを選ぶようになっています。
(1) 以前商品を購入したときの未払い分を払ったということなので、買掛金と当座預金になると思います。(少々自信無し)
(2) まず、郵便切手とはがきの代金の合計を算出します。切手とはがきなので通信費になると思います。(かなり自信無し)
(3) 商品売上代金の未払い分を受け取ったということなので、売掛金と現金があてはまります。
(4) 翌月末に代金を受け取る→まだ代金はもらっていない。なので、売掛金になります。
    商品を売ると、商品が減る代わりに商品売買益が発生します。売値−原価=商品売買益です。
(5) そのまますぎるのでヒントも要らないでしょう。

第4問
 会計サイクルの情報システム化の効果について述べる。これについては、レ ポートと一緒に配布された資料に箇条書きで載っているので、あとは各自で調 べればいいと思います。