【日付 2001,1,23】 【連載回数 第25回〜第26回】
◇システムの基本事項
A)全体性と創発性
B)システムと環境
C)閉システムと開システム
D)システムの構造
E)システムの目的指向性
F)物理システムと概念システム
G)形式的システム
◇全体性と創発性
●全体としての働き
・個々の構成要素だけを考えていては理解できない…全体としての秩序
●創発性
・システム全体を考えてはじめて認識できる性質
◇システムと環境
●「混沌・渾沌」VSシステム
●境界と環境
・どこに境界を引くか
・人、方法、価値観、目的によって異なる
◇閉システムと開システム
●閉システム
・環境と独立にそれ自身で存在されると考えられるシステム
●開システム
・システムの環境との関係を考慮に入れる必要があるようなシステム
・計算機システム、情報システム、人間そのもの、企業組織
●相互作用
・システムと環境の間ではなんらかの媒体を通して交信がある
・物資、エネルギー、情報などの交換
・環境入力反応出力環境
・企業組織
・環境材料加工製品環境
・金という特殊な情報による相互作用
◇システムの構造
●関係性
・要素の集まりではなく、要素の関連性を眺める
‥関連性を考えない限り、全体としての特質は生じない
・システムが何を行うか
‥入力と出力
・組織や計算機による問題解決で重要な見方
‥データあるいは情報のやりとりによって環境や他のシステムと結合
●サブシステムとシステムの階層性
・サブシステム
‥システムに含まれる構成要素としての単位システム
‥→階層構造
‥経営組織
‥情報システム設計
‥ネットワーク
◇システムの目的指向性
●意思を持つ人間を構成要素として持つ組織
・→必然的に目的指向的
・→目標にむけての/目標を模索しながらのシステムの自己変革プロセス
◇物理システムと概念システム
●物理システム
●概念システム
・人工的に約束事として構成したシステム
‥数の体系
‥言語や記号の体系→記号システム
‥数の表記システム
‥言語
‥数学や論理の体系
◇形式的システム
●概念的システムの一種
●計算機とのコミニュケーションの媒体として不可欠
●特に計算機の利用の場合
・→形式的システムによって問題表現
●プログラム言語