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【情報システム基礎論】シラバスへ 粗いモデル化
【日付 2001,10,17】 【連載回数第5回】
モデル化とは
まず、問題解決に必要なことは、直面している問題をどのように捉えるかという点です。 複雑な問題であるほど解決法は思い浮かばない、この場合に私たちがやるべき事は問題を単純化する事です。問題の本質をある枠組みにしたがって定式化する事を「モデル化」と言います。
粗いモデル化とは
概念的・直感的なモデル化の事で、最も厳密性の少ないモデル化である。通常は複雑な現象や問題を理解する為や、複雑なシステムを設計する上での予備的なイメージを捉えるといった目的で用いられます。直感的に理解できるように、要点を箇条書きにしたり、図を用いたりする事が多い。
このレベルのモデル化は、記号や図などの意味も必ずしも厳密ではなく、また機械的に処理することもできない非形式的なモデル化です。
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