オペレーティングシステムの目的(4)
オンラインリアルタイム処理とTSS
●CPU負荷の高いプログラムが実行されたらどうするか
CPU負荷の高いプログラムが実行されただけで次の作業が遅れてしまっては困る。
(たとえば、複雑な計算をさせたら時計が止まるとか)
そこで一定時間ごとに次のプログラムへ移行するタイムスライスを利用する。
●オンラインリアルタイム処理とは
一台のコンピュータをネットワークを介して同時に複数のユーザが利用することが出来るものがある。
これをオンラインリアルタイム処理という。(銀行のATMなどもオンラインリアルタイム処理をしている)
●TSS(Time Sharing System)とは
端末を通じて多人数で同時に作業ができるようなシステム。
CPUは利用人数に応じて規則的に割り振られる。
設問1
端末とは何か?
コンピュータにアクセスするための窓口のようなもの
設問2
なぜTSSというのか?
その名のとおりTime(時間を)Sharing(共有)する(System)機能だから
設問3
オンラインリアルタイム処理とTSSの違いは?
オンラインリアルタイム処理は作業が最初から決まっている。
それに対しTSSは時間を共有するだけの機能なので使う人によって何でも出来る。
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