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感性情報学


第2〜3回:感性評価のデータの収集

テキストはWeb上にPDFファイルとして公開しているので、講義の前にプリントアウトしてくる。
講義はPowerPointに従って進行。
PowerPointとPDFファイルは同一のものである。
講義資料→http://www.sb.soft.iwate-pu.ac.jp/ipu/users/dai/kansei/chapter3.pdf
講義資料→http://www.sb.soft.iwate-pu.ac.jp/ipu/users/dai/kansei/chapter4.pdf

感性データ評価の収集(2回)

◇SD尺度法の概要
◆感性表現によりデザインの考案を支援するというのは、「落ち着きがあって、かつシンプル」と言うような感性表現が、どのようなデザインをさすのかを言い立てるモデルを構築することが最終目的である。
◆意味空間を把握するために多用される手法は因子分析法である。

SD法で用いられる評価尺度について(2回)

たとえば、ある大学のイメージについて、
堅い □□□□□□□柔らかい
明るい□□□□□□□暗い
伝統的□□□□□□□近代的
という対極尺度である。調査において評定者へ以下のような教示を行う。
◇このような実験は、形容詞による「ものさし」を使い、ある事物が人によりどのような意味を持つかについて調べるものです。
◇判断の対象となっている事物が尺度のいずれの方向の形容詞にどの程度当てはまるかをチェックしてください。
◇前にやったところを見直ししなくても、それぞれ別のもののとして独立に判断してください。


配色のデータベース化への道(3回)

◇マンセルンシステム
◆マンセルンシステムは色感覚を色相(Hue)、無彩色の黒から白の段階を示す明度(Intensity)、色合いの鮮やかさを示す彩度(Saturation)の3属性で尺度化したものである。3次元モデルで表す。表記の仕方はH I/Sとし、つまり、鮮やかな赤を5R 4/14と表す。

カラーデザインをイメージでわける(3回)

配色に限らなくても、マークもイメージで分けられる。
◇ウォームさ...具象的なマークや丸みを帯びたもので、接触感がある。
◇クールさ...抽象的なマークやシャープなもの、幾何的である。
◇ソフトさ...線の細いマークやべた塗りしていないデリケートなもの。
◇ハードさ...肉太鋳物や左右対称で、動きが少ないどっしりしたもの。


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