感性情報学
第6〜8回:感性表現間の関係
テキストはWeb上にPDFファイルとして公開しているので、講義の前にプリントアウトしてくる。
講義はPowerPointに従って進行。
PowerPointとPDFファイルは同一のものである。
講義資料→http://www.sb.soft.iwate-pu.ac.jp/ipu/users/dai/kansei/chapter6.pdf
講義資料→http://www.sb.soft.iwate-pu.ac.jp/ipu/users/dai/kansei/chapter7.pdf
休講(6回)
数量化理論T類の適用(7回)
◇デザインから感性評価の予測
◆数量化理論T類は、名義尺度あるいは順序尺度による質的な要因に関する情報に基づいて、感覚尺度あるいは比較尺度により量的に測定された外的基準(目的変数)の値を説明するあるいは予測するための手法である。
◆ここでは、外的基準データは評定者に基づいて平均化した感性表現データである。
Yn=(Y1n,Y2n,・・・,Ymn)t, n=1,2・・・,N
以下では1つの感性表現nに注目し,添え字のnを省略する。
Y=(Y1,Y2,・・・Ym)t
Ymは商品サンプルmに対して,「明るい」などの1つの感性表現データという外的基準によって測られた評定者平均の評価値である。デザインから感性評価の予測(7回)
◇質的な要因は商品サンプルm=1,2,...Mのアイテム・カテゴリー分類から与える。
◇アイテムをi=1,2,...I,カテゴリーをj=1,2,...,Ciで表そう。
◇商品サンプルmがアイテムのカテゴリーjのデザイン要素を
持つとき δ(ij)=1
(ダミー変数)
持たないとき δ(ij)=0
デザインの簡単な分類(8回)
◇以下でアイテム・カテゴリー分類を用いて分析を行う。「明るいイメージ」という感性表現に貢献するカテゴリー評点が正の数で、逆に、「暗いイメージ」に貢献するカテゴリーは負の数で表されている。
アイテム カテゴリー レイアウト 1型または2型,L型,アイランド型,L型+カウンター 壁の色 白,青,茶,その他 ユニット扉の色 焦げちゃ,茶,薄茶,白 部屋のタイプ ダイニングキッチン,キッチン