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イーサネット

【2000.11.9】 【第12回】



8-2.イーサネット
・IEEE 802.3は、イーサネットプロトコルで知られている。
・IEEE 802.3は2つに分けられる。
1、Baseband---デジタル信号、10Base5, 10Base2, 10BaseT,1Base5, 100BaseT
例)10 = 10mbps, Base = Baseband, 5 = Cableの長さ
2、Broadband---アナログ信号、10Broad36
例)10 = 10Mbps, Broad = Broadband, 36 = ケーブルのタイプ

アクセス方法:CSMA/CD
・複数のユーザが一つの回線にアクセスした時、お互いが壊れたり、重なったりする危険がある。これを、collision(衝突)と呼ばれる。
・イーサネットの回線アクセス方法は、CSMA/CD(Xarrier sense Multiple Access with Collision Datection )と呼ばれている。
・CSMA/CDでは、データを送る時は、接続する前にリンクがフリーであるかを確かめる。
・その装置は、回線の電圧をチェックし、もし電圧がなかったら、フリーだと考えられる。
・もし、回線がフリーだったら、データを送り、もう一回チェックする。
・もし、高い電圧量が発見されたら、collision(衝突)が起こってしまう。
・もし、collision(衝突)が発見されたら、回線がクリアになるための決まった時間を待ち、またデータを送り直す。

Frame Format
Preamble, Start Frame Delimiter, Destination Address, Source Address, Length/type PDU, Data, CRC
・IEEE 802.3は、7つのフィールドが含んである1つのフレームになっている。
  • Preamble: このフィールドは7バイトの交互のビット(1010...)を含んでいて、受け取るシステムが同時に起こるために警告を出す。
  • Start Frame Delimiter(SFD): このフィールドは、フレームの始まりを信号で送る。
  • Destination Address(DA):このフィールドは次の行き先の物理的アドレスの6バイトを含んでいる。
  • Source Address(SA):このフィールドは,パケットを転送するための最後の装置の物理的アドレスを(6バイト)含んでいる。
  • Length/type PDU:このフィールド(2バイト)は、次のPDUまたはデータのバイトの数字を言う。
  • Data:このフィールドは、LLC(upper sublayer)から受け取った全フレームを含む。
  • CRC:このフィールドは,エラー処理の情報を含んでいる。

    実行
    ・標準のIEEE 802.3は、ケーブル、コネクション、それぞれのイーサネット実行に使われる信号のタイプを表わす。

    10BASE5:Thick Ethernet(太軸イーサネット)
    ・10BASE5は、bus topology LAN である。
    ・これはBaseband信号を使い、最大500メートルセグメントの長さを持っている。
    ・衝突を減らすために、長さの合計を2500メートル以上になるべきではない。(合計で5セグメント、1000stations)
    ・10BASE5で使われる物理的コネクションやケーブルは、coaxial cable(同軸ケーブル),network interface card(NIC),transceiver(トランシーバー),attachment unit interface(AUI)である。

    10BASE2:Thin Ethernet(細軸イーサネット)
    ・10BASE2は、bus topology である。
    利点・・・コストが減らせて、インストールするのに簡単である。
    欠点・・・領域が狭い(185メートル)。
    ・NIC:これは、衝突のためにリンク上の電圧量をチェックする。

    10BASE-T:Twisted-Pair Ethernet
    ・これは、Star topologyを使う最も有名なLAN標準である。
    ・データ速度は10Mbpsであり、最大100メートルの長さを持っている。
    ・衝突の発見や電圧量の判断のような全てのネットワーク命令は、ハブの中に含まれている。

    1Base5:Star LAN
    ・これは、スピードが遅いため、あまり使われない。
    ・それぞれのstationは、次にリンクされることができ、読み込むstationだけハブにつなげる。

    速いイーサネット
    ・IEEEはFast Ethernet と呼ばれる100Mbpsで命令する低いコストのイーサネットを発見した。
    ・これは、Star topologyを使う。
    ・10Base-Tと同じMACプロトコルを使う。
    ・違ったタイプの高い標準twisted pairケーブルや光ハイバーを使う。


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