【ファイルとデータベース】
2000年度前期 【金曜1限目】
講師:【高山毅】
【授業の方針】
情報システムの構築、利用に不可欠のファイルとデータベースについて、基本的な事項である、データ定義/記述、データアクセス、データ管理/制御の内容と
その方法について学習し、情報システム構築のための基本的理解を行う。
【授業の概要】
人手による事務処理等での、伝票(トランザクション)によるデータの伝達や帳簿(ファイル)へのデータの
記録(レコード)は、事務管理、経営管理などの上から主要な役割を演じてきた。これらの電子化、
自動化としての情報システムは、データの伝達やデータの記録、活用はコンピュータによって実施されるが、
コンピュータにどのような種類(型)のデータを伝達、記録、活用させるかは、人間が指定しなければならない。
電子媒体の利用による、ファイル、データベースでの、基本的な考え、データ定義やデータアクセス
の指定の方法を理解し、大量のデータの扱いを、効率よく、多数の利用者に利用可能鬼する方法などについて学習する。
【授業の計画】
第1回 概説 情報システムにおけるファイルやデータベース (2000.04.14)
第2回 データレコードとファイルアクセスの種別(2000.04.21)
第3回 データモデル(2000.04.28)
第4回〜第5回 データベースのスキーマ設計(2000.05.12、05.19)
第6回〜第7回 データベースの設計から商用システム上へのデータベース構築までの演習(2000.05.26、06.02)
第8回 格納したデータを引き出すしくみ〜SQL概説(2000.06.09)
第9回 格納したデータを引き出すしくみ(続)(2000.06.16)
第10回〜第11回 格納したデータを引き出すしくみ(続々)(2000.06.23,06.30)
第12回 トランザクション処理とデータベース制御〜たくさんの人に同一のデータベースを利用させるしくみ(2000.07.07,07.14)
第13回 現代のデータベース事情:マルチメディア・データベースからインターネット・データベースまで(2000.07.14)
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