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第8章 ファイルシステム

【2000、7、11】 【第26回】
今回は、ファイルシステムについて学びました。

ファイルシステムの機能
・物理レコード → 文字の列
・論理レコード → 自分で設計する。メインメモリで入力したり、出力したりする。
(ファイルの中に必要数だけ入っている)
・ファイル編成法 → ランダムにアクセスできる
・ファイルの構成はどうするか? …… ファイルの管理構成
・ファイルのスペース管理 → ファイルの割り当て(UNIXのファイル管理はうまくできている)

(問) 物理レコードと論理レコードの違ういはなにか?
*基本的には同じ。
○ 物理レコード → プログラムから見たときのデータの単位(集合)
○ 物理レコード → メインメモリと磁気ディスクとの間で行うデータの単位

スペース管理
・空いているスペースにファイルをどのようにあてるか。
・アクセス制御 …… ファイル読み込み可能か、書き込み可能かなどアクセスの範囲

管理構造
・ファイルそのものに関する情報をディレクトリが管理している。

[テキストの設問1]
木構造の利点と欠点は何か?
利点 …… ディレクトリがファイルの情報を持ち、ファイルが整理できる。
欠点 …… 管理が大変になる。効率の問題がある

ファイルの編成法
■ 論理コードどのように扱うか。
(1)順次編成 …… 順番におく、メモリの無駄がない、探すときは前から順番に探さなければならない。
(2)直接編成 …… 論理レコードの頭に"キー"を付けて使うときにキーを指定してそのレコードを使うことができる。
(3)索引順次編成 …… 順次と直接の両方のアクセスが可能。(よく使われる)
(4)区分編成 …… 最初にA,B,Cなどのメンバーを作る。メンバーの中に論理レコードを入れる。メンバーを指定するときに楽になる。


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