【オペレーティングシステム論】
2000年度前期 【火曜4時限目、金曜4時限
目】
講師:【宮崎正俊】
【授業の方針】
オペレーティングシステムの歴史は、コンピューターを「うまく」利用して行こうとした先人たちの歴史である。
本講義では、オペレーティングシステムの諸機能が必要とされた理由、そうの機能を実現するための技術として「な
ぜそれが選ばれたのか」を考えて行く。一部の技術については、実際にプログラムミングを通して学習する。
【授業の概要】
オペレーティングシステムは、コンピュータに命を与え、その個性を決めるソフトウェアであり、利用者とコンピュータ
との間を仲介する仕事をする。したがって、より良いオペレーティングシステムは、その存在を利用者に意識されないもの
である。しかし、たとえ意識されなくても、我々が利用するコンピュータには、必ずオペレーティングシステムがあり、そ
の上で一般のソフトウェアが動作している。
出来上がったソフトウェアを使うだけあるならば、オペレーティングシステムを意識することはほとんど無いが、ソフト
ウェア開発を行うものにとっては、必ずその理解が要求される。また、オペレーティングシステムは優れたソフトウェア技
術の宝庫であり、将来オペレーティングシステムを開発使用とする者だけでなく、一般のソフトウェア開発者にとっても大
いに参考になる技術が含まれている。分散・並列システムにおけるソフトウェア開発も、現実のものになりつつあることか
ら、本講義では分散オペレーティングシステムについても学ぶ。
【授業の計画】
以下は入力例。授業が進むごとにリンクをはる。
第 1〜 3回 : 入門 第1回、 第2回 、 第3回
第 4〜 9回 : プロセス第4回 、 第5回 、第6回 、第7回、第8回、第9回、
第10〜14回 : メモリ第10回 、第11回 、第12回 、第13回 、第14回
第15〜17回 : ファイル第15回 、第16回 、第17回
第18〜19回 : 入出力 第18回、第19回
第20〜22回 : 実際のオペレーティングシステム第20回 、第21回 、第22回
第23〜28回 : 分散オペレーティングシステム第23回 、第24回 、第25回 、第26回 、第27回
第29〜30回 : 実際の分散オペレーティングシステム
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