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LAN
【2000・5・18】 【連載回数 第?回】
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LANとは・・・
LANとは、ビル内、構内、キャンパス内など利用者自ら管理する限定された地域に閉じたネットワーク
特徴
・数キロメートルの範囲内
・数十Mbps〜Gbpsの転送速度
・網のすべての部分1つの組織に属する
・伝送媒体は放送型
例)CSMA/CD(イーサネット)、トークンリング、トークンバス、FDDI、ATM
LAN、
LANつくり方
先に道を作る。日本では町ができてから道を作ろうとするが、それではコストに大きな問題が出てくる。アメリカでは道を先に作る。それから町が徐々にできていく。LANを作るときはアメリカ方式。パソコン本体を考えるのではなく、ケーブルをどうするかを先に考える。ケーブルは1メートル当たり数百円と安価だが、工事費は数十万かかる。そのためケーブルをまず設計し、それからパソコンを考える。セキュリティの面も十分に考えなくてはいけない。LANと他のネットワークとの間にファイヤーウォールをつくる。我々学生でも2、3年勉強すればLANが設計できるらしい。
LANの伝送媒体
1)より線(UTP:Unshield Twist Pair Cable)
短距離用
2)同軸ケーブル(Coaxical Cable)
中距離用
3)光ファイバーケーブル(Optical Fiber Cable)
中距離、長距離用
LANのトポロジー
1)バス型
2)スター型
3)リング
4)ツリー型
論理トポロジー<バス型>
伝送媒体
配線トポロジー
代表的LAN
同軸ケーブル
バス型
同軸イーサネット
バス(トリー)型
トークン・パシング・バス
より対線
スター型
より対線イーサネット
光ファイバ
スター型
光ファイバイーサネット(パシブ型)
バス型
光ファイバイーサネット(アクティブ型)
細心同軸ケーブル
バス型&スター型
細心同軸イーサネット
論理トポロジー<リング型>
より対線
スター型
トークンリング
光ファイバ
ループ型
FDDI
IEEE 802委員会
世界のスタンダートをきめている
5月24日
CSMA/CD
1)物理層
・データ符号化(マンチェスタ符号)
・プリアンブル(フレームの始まり)
2)MAC層
・キャリア検出 (だれが送っているかどうかしらべる)
・ビット転送 ・受信
・衝突検出
3)データリンク層
・データのフレーム化(パケット化)
・アドレス付加
・エラー検出
ブロードキャスト ・・・相手先アドレス部分がすべて1
ジャミング
・・・4〜6bytesのランダム
チャネル効率
1+3、4rB/b
r:ケーブル上の伝送遅延時間
ケーブル長 L(m) / 電子の速度
(m/see)
b:パケット長(bits)
B:転送速度
p:パケット転送速度 = b / B (bits / see)
パッケットの転送時に衝突しないと速く送れる。理論上は可能だが実際にはむずかしい。衝突を回避させる方法として
*リザーブする
予告する
*ためて一括で送る
はなしはとんでトークンリングの話
トークンリングは山の手線ににている。電車(トークン)が来たら乗客(データ)をのせて駅(端末?)まではこぶ。
問題は、故障時にすべてが止まってしまうこと。
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