
メディア論 第6回
番組の構成について
大根をテーマにしたNHKの番組を例にして、番組の構成の裏側(?)のいくらかが明かされた。
TVディレクターの道を進む者が学ぶディプリン(構成)。これは視聴者に何を見せたときに「面白い」と感じるか、というある種のパターンである。幅広い年齢層の視聴者を意識して、各世代をそれなりに満足させる形で組み立てなければならず、水戸黄門のように視聴者をきわめて狭く限定できる番組では、きわめてわかりやすいパターンが観察されるが、夜の7〜8時の娯楽番組やドキュメンタリーであろうと、いくらか複雑な形でパターンは存在する。それが「構成」である。
「やらせ」か「イメージ作り」か
鈴木先生が出演したコメントを発言したNHKの「テレマップ仙台」についてのエピソード。
ほんの1分間ほどの撮影のために、3時間ほども撮影背景のレイアウトから準備をして、何度も言い直しをした。学者らしい雰囲気を作るために、デスクと書棚を背景にスーツを着てしゃべる。話す内容も放送側の要望で、さほど本意でないことを結局言ってしまったらしい。
これは「やらせ」なのか。必要なイメージ作りなのか。どんな放送局でもこのぐらいはやっているはずだ。そして、過剰にやり過ぎたことが露見すると「やらせ」と非難されたりする。

○ 配られたプリントとかやったこと
(6)マスメディアとは何か
・ マスメディア関連用語チェック
・ 「OTV]的に見るPDの仕事
・ テレマップ(全中)
次回へつづく
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