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会計サイクル

【2000.7.14】 【第13回】



1.会計サイクルの情報システム化による効果
(1)事務的な作業の合理化 ・・・ 労働コストの節約(省力化)
(2)誤謬の排除 ・・・ 手作業 → 機械化
(3)遠隔地の会計処理の自動化 ・・・ オンライン → 物理的距離の短縮
(4)決算作業の期間短縮 ・・・ 未達取引の減少
(5)迅速な仮決算
(6)多様メディアの活用ができる
(7)情報の多様化

2.会計情報システムの発展経緯
(1)自己完結型会計情報システムの段階
会計取引
↓ 手作業
仕訳

元帳

試算表
↓ 手作業
□ 仕訳伝票、媒体:テープ、カード

会計処理 ←→ マスタファイル

元帳、試算表

(2)自動仕訳受入型会計情報サイクル
部分的システム全体的システム
会計に無関係なデータ入力
・ 自動仕訳機能の付加
問題 → 2重入力 ?

(3)業務統合型会計情報システム
経理部 → 情報管理部門
●会計情報システムが使用するデータをできる限り特定せず、企業をめぐり、把握される様々なデータをできる限り容易に使用できること。
●情報システム構築後の新たな情報ニーズに迅速かつ柔軟に対応すること。

3.情報処理技術の発展
→ 情報ニーズ
1、常に最新の状況を把握したい。
2、会計情報の付加価値を高めたい。
3、環境変化に迅速に対応したい。
→ 1、2、3 ・・・ 情報の有用性の向上
1、会計業務と情報処理作業を一体化したい。
2、必要は情報を利用者が自分で検索し加工したい。
→ 1、2 ・・・ 利便性の向上
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