内容 | 2年後期で実施した情報システム演習Aの中で作成したシステムの設計書の作成をする。 |
合格基準 | 今回作成する設計書には、以下の3つの内容に関するファイルを作成する。 なお、作成する設計書のフォーマットは特に指定しない。 |
プロクタから指示があった、開発するソフトウェアに要求された仕様をまとめる。要求仕様書には、
(ア) システム機能の概要
(イ) システム性能の目標
(ウ) データおよびライフサイクルの概要
(エ) ネットワーク、ハードウェア、ソフトウェア構成
について、説明されていることが一般的である。
ユーザ向けのドキュメントである。要求仕様書をもとに、このシステムで何ができるかをまとめる。外部設計書を見れば、どんな機能を持ったシステムになるのか、わかるように概要を記述すること。
これ以外に、必要だと思われていることは、追加しても構わない。
開発者向けのドキュメントである。外部設計で示した内容がどのように実現されているのか、具体的に示す。プログラムの中身について具体的に記すこと。内部設計書には、以下のものが含まれているようにする。
(クライアントとサーバの構成図、DBなどを利用した場合はその連携図など) (必須)
どのような処理が書かれているか、作成者以外にも共有できるように、コメント行を用いてわかりやすく説明されていること
プログラムが長い場合は、大きな機能ごとに説明をつけることが望ましい
今まで作成した設計書に基づいて、画面上にある入力領域に、正常に動作するデータ(正常系)・エラーとなるべきデータ(異常系)を入力し、どのような結果になるかそれぞれテストし、結果をまとめる。この際に以下の点に注意する。
鈴木研究室 2005