2005年度・情報システム演習B(鈴木研究室)

■時間■

前期 火曜日5コマ目、金曜日5コマ目

■演習課題■

大きく分けて下記の4つの柱があります.受講生は好きなものを自分のペースで進めることが出来ますが、だいたい日程が決まっています(スケジュール参照)。4つの課題は,システム演習B全30時間内に終わるようになっています.

デジタルポートフォリオ化+システム設計書(3回)
内容 情報システム演習Aポートフォリオのデジタル化(Web化)を行い、各自のホームページ上に公開してください。Aで作成した教材についてはPDF形式でかまいません。4月中に完了するようにしてください。各自のホームページ領域は、鈴木研のサーバ上に用意し、管理者からアカウント等の案内がいきます。(ここで指定された領域に情報システム演習Bのデジタルポートフォリオも公開していってください)
また、ポートフォリオをデジタル化する際に、情報システム演習AのSEコース課題5で開発したシステムも鈴木研サーバ上へ移行します(きちんと稼動するようにすること)。そのときに、自分の開発したシステムのシステム設計書を書いてもらいます。設計書の書き方に関する資料はこちらで提示します。各自の設計書については皆で議論しあう機会を設け、教員から承認をもらえば終了です。システム設計書の詳細はリンク先を参照してください。
合格
基準
1.情報システム演習Aのポートフォリオの内容がすべてデジタル化され、指定の領域に公開されていること。
2.システム設計書の承認が得られていること。
文献 システム設計書の書き方については資料配布の予定
ミニ卒論(1)(8回)
内容 情報システム演習BとCを通して、卒論(研究)の流れを体験してもらいます。実際には、研究テーマを決定し、システムを開発して評価し,その研究内容を研究要旨としてまとめてもらいます.情報システム演習Bでは、システム設計が終わってプロトタイプ開発(もしくは開発に着手)あたりまでを目標とします。要旨はできたところまででまとめてもらいます。なお、システム演習Cでは、15回分をミニ卒論に割り当てています。
研究テーマは,自分で何かテーマを探すか(システム開発とする),情報システム演習Aで作成した教材をWeb化してください。教材のWeb化については,システム演習Aでは紙の教材を作成してもらいましたが、それをWeb化するにあたって、何か+αするもの(例えばWebの特性を生かすようなこと)を考えてください.自分の研究したいテーマについて、 研究計画書という形でまとめてもらいます。何回か集まる機会を設けますので、そこでお互いの研究計画書を見ながら、どのように研究を計画していけばよいのか、研究計画書には何が必要なのかを理解してください。承認か仮承認が得られるまで、研究計画書は書き直してもらいます。

また、研究の進め方を学んでもらうために、「教育工学をはじめよう」という文献の講読を行います(情報システム演習Bでは、まえがきから3章まで)。各章を1〜2人で担当し、レジメとプレゼンを準備して発表します。発表は各章の概要を10分以内で紹介するようにして下さい。参加者は全員事前に各章を読み、掲示板に感想・質問を書き込み(前日の18:00までとする)、担当者は書き込まれた内容へ返事を書き込むこと(前日の18:00までに投稿されたものにはすべて)。

合格
基準

1.研究計画書に承認をもらい、システム設計までの要旨が学部指定の書式に従って書かれていること。
2.講読の担当回において、レジメを準備して発表し、質疑応答ができていること。
3.講読では、すべての章について、掲示板に事前に感想・質問(担当者の場合は返事)が書き込まれていること。
4.最終発表(成果発表会)において、自分の研究内容が聴衆にわかるように発表できていること。

文献 S.M.ロス・G.R.モリソン著 鈴木克明ほか訳(2002)『教育工学をはじめよう』 北大路書房
論文講読(4回)
内容 教育工学の学会発表論文(2ページの論文)を、ひとりひとつ選択・担当して、皆に紹介(発表)します。学会発表論文は自分で興味のあるものを探して下さい。必ず人数分の配布資料(レジメ)を用意して下さい。書式は自由。プレゼン方法も自由。各自持ち時間(質疑応答含む)は30分が目安です。発表は10分以内に収めるようにして下さい。文献(講演論文集が見たい人は教員のところまで来てください。
合格
基準

1.自分で論文を見つけ、レジメを準備して発表を行うこと。
2.発表においては、担当した論文の内容をきちんと紹介できていること。
3.質疑応答が出来ていること。質疑応答(議論)の内容がポートフォリオにまとめられていること。
4.他人の発表について、演習を通して合計4回以上、質問や意見を述べていること。

文献 日本教育工学会第20回全国大会講演論文集
教育SEの基礎をネットワーク管理者研修で学ぶ(15回)
内容 ネットワーク管理者としての基礎をLinux(Fedora Core)を用いながら学びます。1人1台のノート型を貸与しますので、そのノート型を用いて課題を進めてください。全部で15個の課題があり、それぞれに対して小テストやレポートに合格することが必要となります。学習の進め方は、文献を利用しながらの自学自習形式となりますので、 文献を各自で購入するようにしてください。課題のチェックや相談には,プロクターやTAが応じます。
合格
基準

1.1〜15回の課題にすべて合格していること。
(各回の課題やテストの合格基準についてはリンク先を参照のこと。 )

文献 アイティーブースト(2004)『はじめてのFedora Core 3 Linuxサーバ構築編』 秀和システム

■単位取得の条件■

■2005年度スケジュール■

 4月13日(火) オリエンテーション(全員)

  4月

5月

6月 7月 8月
ミニ卒論

テーマ探し


講読
4/19 序・1章 2名
4/26 2章 2名

研究計画書
5/06、 5/20、5/27


システム設計

プロトタイプ開発着手
要旨作成

講読
7/05 3章 2名
7/12 4章 2名

成果発表会
(ミニ卒論)

ポートフォリオ

論文講読    

6/10 2名
6/14 2名
6/21 2名
6/24 2名

 

SE


1-10回課題→中間テスト→11-15回課題→最終テスト

デジタル化 AのWeb化

システム設計書
4/15、4/19、4/22、
4/26、5/06
成果があがるごとにWeb上で公開

 ※日付の書いてあるものは全員参加です(講座サーバ室で行います)。

 

■発表割り当て■

 

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ichikawa@soft.iwate-pu.ac.jp 2005/04/12