教育SEの基礎をネットワーク管理者研修で学ぶ |
情報システム演習B単位認定の条件
課題はすべて参考書やインターネット等を利用しながら達成して下さい.
鈴木研究室のLinux用DOS/V機は、全部で4台しかありませんので、予約制とします。計画書を提出する前に、自分の使いたいときを、教員へ伝えてください。先着で好きな場所をとることができることとします。一番最初の計画書提出までに全員が決定していることとします。
予約期間は、各自約4週間とします(第1期〜第3期まで)。期間中に終わるように頑張って下さい. 期間以内にできなかった場合は,進んだところまでをバックアップし,第3期終了後にやってもらいます.
1.OSのインストールができるようになる | |
課題 |
(1)Linux(Redhat)を指定されたDOS/V機へインストールすること(推奨はRedhat7.2)。 |
評価方法 | (1)〜(3):プロクターに直接チェックを受ける.行った手順について、それぞれ具体的に記したレポートをTexで作成し、提出する。 |
合格基準 | (1)〜(3):レポートの内容が妥当であること.課題を満たしたLinuxが実際に稼動していること.これらをすべてクリアすること. |
想定期間 | 2コマ |
備考 | 課題をはじめる前に、Linux管理者(見習)として認定され(ソフトウェア演習A〜C及び情報システム演習Aに合格していることが認定の条件)、使用するDOS/V機の指定を受けること 課題(3)の前に、etドメイン参加のための情報を受け取ること |
2.デバイスを接続できるようになる | |
課題 |
(1)テープデバイス(SCSI)を接続し、tarコマンドを用いて、ひとつのファイルが入ったひとつのディレクトリ(自分で作成)をテープにバックアップをすること。
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評価方法 | (1)〜(2):プロクターに直接チェックを受ける.行った手順について、それぞれ具体的に記したレポートをTexで作成し、提出する。 |
合格基準 | (1)〜(2):レポートの内容が妥当であること.課題を満たしたLinuxが実際に稼動していること.これらをすべてクリアすること. |
想定期間 | 1コマ |
備考 | それぞれの課題の前に、使用するデバイスの指定を受けてください。課題(1)の前には、DATテープ一本を配布します。 この課題は(1)〜(2)を順番にする必要はありません。 |
3.自分のWS(Solaris)のネットワーク設定を説明できるようになる | |
課題 |
(1)自分が管理しているWS(solaris)で動いているネットワークのサービスをあげなさい(動いているプロセスや、参考図書、これまでの自分の経験を踏まえて考える).また,その中でネットワーク設定に最低限必須と思う項目をあげなさい. |
評価方法 | (1)、(2)、(4):Texで作成したレポートを提出する。(3):プロクターに直接チェックを受ける.行った手順について、それぞれ具体的に記したレポートをTexで作成し、提出する。 |
合格基準 | (1)〜(4):レポートの内容が妥当であること.LinuxからNFSマウントされたWSの指定されたディレクトリにアクセスできること |
想定期間 | 2コマ |
備考 |
4.Linuxとパソコンとのイントラネットを構築できるようになる | |
課題 |
(1)下記の課題のネットワークを実現するためには,どのようなネットワークを構築する必要があるのかを,LAN構築計画書を提出しなさい. −最低条件:Linuxがサーバであり,Windowsノート型がクライアントであること.
どんなIPアドレスを振るのかや、含めるサービス:web,ftp,telnet,ファイル共有(samba)。その際、必ずネットワークの構成図を書くこと。 ※外部との接続は絶っているので、必要なものはすべてCD-ROMよりインストールする(CD-ROMのRedHatディレクトリのRPMSにある)か、もしくは外部との接続を絶つ前にftpを利用して入手し、インストールすること。webサーバ(Apache)については、必ず最新バージョンをftpにより入手すること。 |
評価方法 | (1)LAN構築計画書の提出.LAN構築計画書の承認を受けた後,(2)以降へ進むことができる. (2)〜(5):プロクターに直接チェックを受ける.行った手順について、それぞれ具体的に記したレポートをTexで作成し、提出する. |
合格基準 | (1):LAN構築計画書の内容が妥当であること。(2)〜(5):レポートの内容が妥当であること.課題を満たしたLANが実際に稼動していること.これらをすべてクリアすること |
想定期間 | 3コマ |
備考 | LAN構築計画書の承認を受けた後、使用するクライアント(Windowsノートパソコン)の指定を受けること |
5.インターネットへ:上位LANとの接続できるようになる | |
課題 |
(1)前回の課題で作成したLANを上位LAN(et)と接続するために必要な情報について考え、そのリストを提出すること.また,上位LAN(etサーバ側)で設定の必要なものがあれば、そのリストも同時に提出すること。
最低でも、LinuxとWindowsクライアントの双方からDNSサービスが利用でき(WindowsクライアントのDNSはLinuxに設定する)、ドメイン名を用いてで外部のマシンにアクセスできるものとすること。
DNSは、etサーバ(DNSプライマリサーバ)のセカンダリサーバとして動作させること。 ※etサーバ: jaja.et.soft.iwate-pu.ac.jp(172.16.158.33) etドメイン:et.soft.iwate-pu.ac.jp(172.16.158.0/23) |
評価方法 | (1):リストを提出(2):プロクターに直接チェックを受ける.行った手順について、それぞれ具体的に記したレポートをTexで作成し、提出する. |
合格基準 | (1):リストに必要な情報がすべて含まれていること。(2)レポートの内容が妥当であること.課題を満たしたLANが実際に稼動していること.これらをすべてクリアすること |
想定期間 | 2コマ |
備考 | ネットワークの設定は、提出したリストへの返答のみにもとづいて行うこと。 |