2003 前期システム演習Bミニ卒論テーマ候補

(裏テーマ:9月の集中講義を助けてもらう会)

概要

これまでに鈴木研究室で作られてきた教材やツールをパワーアップし、9月の集中講義「eラーニングファンダメンタル」の受講者に使えるような状態にする。一部、新規開発を含む。

手順

  1. 何を直せば使えるようになるかを検討し、修正項目をリストアップする。
  2. 修正する。
  3. ユーザテストをして完成させる。
  4. 「eラーニングファンダメンタル」のWebサイトへリンクする。
  5. 利用ログ参照機能とユーザ管理機能をつける。どのリンクをたどってきたのかを記録する(?)。
  6. 練習モードとテストモードをつける。テストの合格条件などを管理者が設定できる機能をつける。

テーマ候補

  1. ARCSonWeb (堀合作品)
    ※文献リストが古い、教材のイラストが見にくい、Relevanceのスペルミス、教材の練習問題が4問しかないので追加する(DB化)、eラーニングにおける学習意欲の問題についての教材を作る、など

  2. 授業設計用語集 (柴田泰典作品)
    ※画面デザインが悪い、用語が古い、解説の出方が悪い、用語に特化するのもよい、など

  3. 学習目標の明確化についてのドリル (独学3章練習2)
    ※学習目標の明確化についての3つのポイントについて勉強できるものを作る。例としては、企業内教育で使われるような題材を多く用いる。

  4. 学習課題の種類についてのドリル (独学4章練習2;持留訳)
    ※学習課題の分類(ガニェの5分類)と知的技能の下位分類について勉強できるものをつくる。例としては、企業内教育で使われるような題材を多く用いる。

  5. 9教授事象についてのドリル (独学6章1,2;表6−2)
    ※ある働きかけが9事象のどれにあたるかを勉強できるものをつくる。あわせて、学習課題のどの分類に適するかを勉強できるようにする。例としては、企業内教育で使われるような題材を用いる

  6. カークパトリックの評価の4段階についてのドリル (新規)
    ※評価の事例を説明して、それがカークパトリックの4段階のどれにあたるのかを勉強できるものをつくる。例としては、企業内教育で使われるような題材を多く用いる。

  7. eラーニング技術用語集 (新規)
    ※eラーニングの技術的な用語を覚えるためのドリル。書籍などを参考にしてeラーニングの技術的な用語(標準化を含む)を50程度選び出して、それの解説と用語を結びつける練習をするドリルを作る。

  8. キャロルの時間モデルについてのドリル (新規)
    ※鈴木著「放送利用・・」第1章で説明されているキャロルの時間モデルについて、その5つの要因が何かを勉強できるものを作る。表1−1に挙げられている工夫を含み、さらに企業内教育であてはまるような題材を追加する。

  9. 教材改善のためのチェックリストWeb版 (新規)
    ※「独学」の資料6をオンラインで出きるようなものをつくる。メモ欄とチェック結果の印刷機能などを工夫する。

  10. ARCSモデルに基づく教材の魅力を高める作戦 (新規)
    ※「独学」の資料8を勉強できるドリルをつくる。A1からS3までの12分類にどの作戦が入るかを練習できるもので、資料8にある作戦にさらに企業内教育やeラーニングで使われる作戦を追加してつくる。

  11. eラーニング情報通
    ※内外のeラーニング関連の情報を整理して、リンクを張ったポータルサイトを作成する。鈴木からの情報とあわせて独自に調査した結果を盛り込むこと。製品の売れ筋情報や会社名とのマッチングなど、eラーニングにどのくらい詳しいかをチェックする自己診断機能があるとよい。

参考:以上のドリルを作成するとき、以下の制御メカニズムで取り入れられるものがあれば取り入れること。


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