ミニ卒論

流れ

  やること 教員の承認 内容
テーマの決定   提示されたテーマの中からひとつ選択してください(他人との重複は不可)。
システム計画書の作成 選択したテーマから、どのようなシステムを開発するのかを具体的に説明する計画書を作成し、承認を受ける。
開発    システム計画書にもとづき、開発を行う。
評価計画書の作成 開発したシステムについて、どのように形成的評価を行うのかの計画書を作成し、承認を受ける。
形成的評価   評価計画書にもとづき、1対1の形成的評価を実施する。
まとめと報告   この研究の内容をまとめた研究要旨を作成する。 研究の成果を発表する。

テーマ一覧(ここから各自ひとつ選択)

テーマ 条件 担当人数 役割分担
練習問題アイテムバンクの開発研究

「独学を支援する教材設計入門」の1〜9章の練習問題をWeb上でできるようにする。

●練習問題の形式は、「独学を支援する教材設計入門」第4章表4−1「ペーパーテストの諸形式」にあるすべての形式(論文体・再認・再生;問題場面テストを除く)を網羅すること。

●網羅する際に該当する形式の問題が「独学を支援する教材設計入門」にない場合は、独自に作成すること。

●練習問題は出題プログラムとは独立したデータとなっていること。

●出題するだけでなく、解答を入力させ、それを評価できるような機能を入れること。

参考:独学の練習問題(神山さんがシステム演習Bで開発)

3人 再生方式
再認方式
論文体
統計練習問題自動生成システムの開発研究

●「ハンバーガーショップで学ぶ統計学」の第1回〜第9回のすべての練習問題(計算を要するもの)をWeb上でできるようにすること。

●練習問題は、毎回数字と標本数が変わるようにすること。

●開発言語はJavascriptを用い、サーバを介さなくてもできるようにすること(CD-ROM配布も可能なように)。

●出題するだけでなく、解答を入力させ、それを評価できるような機能を入れること。

●開発した練習問題は「ハンバーガーショップで学ぶ統計学」に組み込むこと。

参考:計算の部屋(堀合君がシステム演習Aで開発)

3人 平均分散・信頼区間・カイ2乗
t検定(対応あるなし)・相関
分散分析1要因・2要因(対応あるなし)
イメージマップ分析システムの開発研究

●イメージマップテスト(NHK教育番組「おこめ」対象)の分析(集計結果表示、イメージマップの再現)をWeb上でできるようにすること。

●すでにイメージマップの内容を電子化したExcelデータがあるので、それを入力とし、集計機能とイメージマップ再現機能を入れること。

イメージマップデータ集計機能には、以下の内容が含まれていること。
(1)授業の前後でイメージマップ上に現れた単語数の増減のグラフの表示(横軸:学習者、縦軸:増加単語数)
(2)授業の前後で2重以上のリンク(ひとつのノードから複数のリンクが出ているもの)数の増減のグラフの表示(横軸:学習者、縦軸:2重以上のリンク数の増減)

イメージマップ再現機能には、以下の内容が含まれていること。
(1)個別のイメージマップの再現
(2)個人に対して授業前後でイメージマップを重ね合わせて表示する
(3)クラス集団でイメージマップを重ね合わせて表示する

参考:イメージマップ再現システム(井ノ上、高橋より)

2人 イメージマップデータ集計機能
イメージマップ再現機能
ドリルシェルポータルサイトの開発研究

●ドリルシェルコンテンツの公開や既存のドリルへのリンクを張っているポータルサイトを開発すること。

●ドリルシェルポータルサイトの開発は以下の内容を含むこと。

(1)「問題消去型ドリル」のシェル化(コンテンツ改善)
・問題消去型ドリルについてWeb上から問題の登録・編集ができるようにすること。
・複数の問題に対応し、問題を選択することができるようにすること
・問題の登録と編集については、ブラウザから画像のアップロードができること
・画像消去型と選択肢型の2種類についてシェル化すること(この2種類のデータは共有)。
・問題は出題プログラムとは独立したデータとなっていること。
参考:問題消去型ドリルWeb版(斉田君がシステム演習Bで開発)

(2) 「授業設計用語教材」のシェル化(コンテンツ改善)
・単語の追加・編集・削除がWeb上からできるようにすること
・内容は「授業設計用語」であるが、ページのタイトルも編集可能としてどんな内容にも対応できるようにすること。
・「授業設計用語」だけでなく、複数の用語問題を登録し、選択できるようにすること。
・単語は出題プログラムとは独立したデータとなっていること。
参考:授業設計用語教材Web版(柴田君がシステム演習Bで開発)

(3)ドリルシェルポータルサイト
・Web上に公開されている既存のドリルシェルを調査し、その結果を載せること。
・結果は、既存のドリルシェルへのリンク(鈴木研にあるものをすべて含むこと)、ドリルの情報が載っているサイトの紹介(リンク)とする。
・また調査結果から、ドリルとはどのようなものか、ドリルの種類はどんなものがあるかをまとめ、載せること。
参考:ミニプロジェクト ドリル・シェル(情報用)のWeb化(森山君がシステム演習Bで開発)

3人 画像消去型ドリル
単語帳シェル
ポータルサイト

システム計画書

評価計画書

研究要旨

  書式:卒業研究要旨の書式に従う(A4 2枚)。

発表

  レジメは要旨を用いる。
  開発したものを見せながらプレゼンテーションを行うこと。
  発表時間は追って指示。

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2002/04/11 ichikawa@soft.iwate-pu.ac.jp & fuji@soft.iwate-pu.ac.jp