2003年度前期「メディア論」課題説明
■課題■
この講義では、覚えなければならないことは何もない。よって、試験はない。一方で、この講義では、自分が選んだことについて、
「とことん調べて、深く考えたなぁ。」という満足感を得てもらいたい。
その結果として、試験はなくても結構物知りになってしまうはずである。次に示すもので評価する。
1.個人レポート(30%)
これを提出しないものには、単位を出さない
レポート課題:この講義で学んだことを3つ述べよ。
(この講義を通して、自分にとって何がためになったかを振り返り、自分にとっての重要度の順に3つのことを取り上げ、
「それが何か」を簡単に解説し、「なぜ重要だと思ったのか」を説明すること。
この講義に関連していることという範囲の中にあれば、何を取り上げるかは主観的な重要度順に委ね、評価の対象としない。
字数制限なし。期限8/12。提出方法は、このページ下部を参照。
2.講義コメント(30%)
これまでの積み上げ。悔やんでももう遅い。
毎回の講義に対しての感想、質問、意見などを提出する(ミニ課題への回答を含む)。
コメント用掲示板は鈴木研Webサイトにある(/ipu/users/media/2003/index.html)。
3.グループ作品(40%)
以下に詳しく説明する。力作を期待する。
次の3つから一つを選択することとする。提出にあたってはメディア論グループ作品URL報告用掲示板の記事番号1の指示に従うこと。
3-1. グループ作品「メディア論のポータルサイトをつくる」
グループ(1〜3人で任意に構成)で協議・分担して、「メディア論」のある回(あるいはある回で取り上げられたトピック)をグループで1つ取り上げ、
その事柄についてより深く学びたい人のための「ポータルサイト」を作成する。
ポータルサイトは、解説付きのリンク集を含めることとし、より深く学ぶために有用な情報への入り口として整備すること。
ポータルサイトを利用する人にとって、利用しやすく、かつ幅広い情報へのアクセスが可能になっているかどうかを評価の対象とする。誰がどの部分を担当したかを明記すること。
未完成のポータルサイトの例が、/ipu/users/ksuzuki/media/portal4.htmlにある。(この程度では高得点は望めない、と言う例)。
3-2. グループ作品「メディア論の<あの言葉>を極める」
グループ(1〜3人で任意に構成)で協議・分担して、「メディア論」のある回で取り上げられたトピックまたはキーワードで、
「もっと調べてみたい」と思ったことをグループで1つ取り上げ、とことん調べて電子レポート(HTML形式)を作成する。調べたものを掲載するときは、
引用のルールを守り、参考文献を明示することが求められる。レポートの構成と内容(講義で取り上げなかったことをどこまで調べたか=鈴木にとっての新しい発見があるか)を主に評価する。
誰がどの部分を担当したかを明記すること。
3-3. グループ作品「メディア論に関する本の紹介」
グループ(1〜3人で任意に構成)で協議・分担して、「メディア論」に関連する本を1冊読破し、その概要をまとめるとともに感想やコメント、参考となる事柄へのリンクなどを実装した電子レポート(HTML形式)を作成する。
引用のルールを守り、参考文献を明示すること。誰がどの部分を担当したかは明記すること。
■提出方法■
各自、自分のホームページなどのスペースを利用してWeb上にアップし、そのURLを「メディア論グループ作品URL報告用掲示板」に書き込むこと。
グループで何をやったか(選択した課題と取り上げたトピック)が明記されているトップページから、やったことそれぞれへのリンクが貼られたHTML形式とする。
グループのトップページにはメンバーの学籍番号と氏名を明記し、それぞれの個人レポートへリンクしたものであること。グループの全てのファイルは、全個人レポートを含んで1フォルダに格納すること。
特に申し出がない場合は、担当者のWebサイトでの公開に同意したものとみなす。
ksuzuki@soft.iwate-pu.ac.jp