ビデオレンタルショップ




定義:ビデオ:画像と音声をビデオ(テープ)により記録・再生する装置を賃貸、賃借、する商店。



 

解説:1997年度のビデオレンタル部門における月平均売上高は335万8千円で、過去最高値であった94年(328万8千円)から2.1%増となった。また、月間平均の貸し出し本数も毎年確実に増加、2年連続10%以上の伸びを示している。一方、標準のレンタル料金は、新作で0.5%、旧作で1.7%のマイナスと長期低落傾向にあり、これが貸し出し本数の増大ほど平均売り上げが上がらない要因となっている。日本映像ソフト協会の「ビデオレンタル店実態調査報告」によると、月間平均仕入れ額、在庫本数ともに前年より約20%増加、また店舗規模、総店舗面積は前年を25.6%上回る過去最高の345u、従業員も平均11.5人と前年より22.3%増加した。在庫4千本未満の店舗では、「アダルト」の貸し出し比率が全体の45%を占め、ビデオレンタル専業店では全体の貸し出し本数の40%がアダルトとなっている。逆に兼業店においては、「海外の映画」「アニメーション」「キッズ」の比率が高くなっている。
 



 

参考文献: 新村出 『広辞苑 第五版』 岩波書店 1998

自由国民社 『現代の用語基礎知識 1999年版』 自由国民社 1999

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