NHK

(1)定義
日本放送協会。民放ではなく公共放送。受信料を取る。他のテレビ局とはもちろん別格。
 

(2)解説
NHKは嫌われものだ。
それは受信料を取るからだ。
そして受信料を払っても、どうせ見ないという理由から嫌われる。

テレビを持っているだけでNHKから金を取られるのはおかしい。
法律で決められていようとおかしいものはおかしい。
というかムカつく。

が、NHKはおもしろい。
見るべき番組は多いと思う。
スポーツ番組はCMなしで見られる。
たまに、BBCの番組を放送する。画質は悪いし、吹き替えも適当(?)なため日本語と英語どちらも聞える。
が、内容はおもしろい。
NHKスペシャルもおもしろい。
NHKのドキュメンタリーはすばらしいと思う。映像とか音楽とかナレーションとか。
一分の隙も突かせないような作りだと思う。
他局で放送しないような音楽の番組を放送するのはとてもいいと思う。
海外のドラマもおもしろい。
英会話なども妙なテンションがあっておもしろい。
基本的におもしろいのはNHKにしか出来ないというか、NHKしかやらない番組だ。

つまらない番組ももちろん多い。
内容があまりにも自分の興味と違ったり、どこかの大学教授とかで死にそうな爺さんが出て来て難しい話をしたり、あまりにもお決まりの展開だったり、中途半端に子供向け番組だったり、変にバラエティーだったり、番組の雰囲気そのものが嫌だったり。
これらのことはNHKだけに限ったことではないかもしれないが、他のテレビ局に比べると特に多いように思える。
その理由は、他の民放のテレビ局は、チャンネルは違えど五十歩百歩の内容の番組しか放送していないからだと思う。
テレビ局ごとに特に際立った特徴がない。あるかもしれないが、ない。
極端に言えば、フジもTBSも日テレも朝日も民放という一つのまとまりにしてしまっていい。
今は、民放とNHKの2つのテレビ局しかないとも言えると思う。

NHKの番組を大きく二つに分けると、NHK的であろうとしている番組(あるいは、自然にNHK的な番組になってしまうもの)と、他局のムードに合わせようとしたのかどうだか分からないがNHK的なものから脱却しようとしている番組があると思う。
前者の場合であれば、見る人によって価値があったりなかったりするはずだ。それはNHKの存在意義であり、これがなくなったらNHKなどに金を払う必要など全くない。
後者の場合は初めから価値などない。無意味だ。視聴者にとっては。従来のイメージを塗り替えるのも大切かもしれないが、難しいと思う。

ただし、多くのつまらない番組は、それを積極的に見ようとすることによって、おもしろくないところが逆におもしろくなる場合がある。
これは、他人から見ればただの時間の無駄にしか見えないが、見ている本人はそうでないかと言うと、本人も後でそれを痛感すること間違いなしだと思う。
が、テレビはおもしろい。民放はおもしろい。NHKもおもしろい。
でも、やはりNHKは金を払ってまで見る価値があるかどうかは人によって違うと思う。

さらに、この解説は全部あまりにも主観的な解説なので、なんとも言えません。
しかも番組の内容は本当は評価のしようなどありません。
NHKの全ての番組に目を通しているわけでもありません。
しかし、良くも悪くもNHKというのは独特な個性を持っているテレビ局であり、その独自性がNHKの一番おもしろいところですよということは言えると思います。
 

(3)参考文献
●キーワード2:NHK
http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/class/media/1999/sakuhin/34/nhk.html

●キーワード:NHK
http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/class/media/1999/sakuhin/38/word4.html

●NHKオンライン
http://www.nhk.or.jp/



担当:小田 良治



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