定義
独立に動く2つ以上の構成要素の境界、または情報や信号などを接続するための仕様
解説
2つのシステム間で接続を行う場合に、種々の調整が必要であり、そのためのサブシステムとも
いえる。何かと何かの間に入ってそれを仲立ちするものである。
パソコン本体に、キーボードやマウス、モニター、プリンタ、ハードディスク、モデムといった
周辺装置類を接続する際には、インターフェイス信号を制御するインターフェイスボードにより接
続される。ユーザーインターフェイスといった場合は、人間とコンピュータとの接点、すなわち操
作方法とか操作性のよしあしなどの意味で使われる。そのためインターフェイスの向上が使いやす
さの向上ともなる。
プログラム間インターフェース、モジュール間インターフェースとは、あるプログラムが別のプ
ログラムを呼び出して利用する際に、データやパラメタを正しく授受し、他のプログラムやデータ
領域に副作用(悪影響)をおよぼさないように定義することをいう。
OSIに代表される通信プロトコルも通信インターフェースの一種である。
インターフェースの規格としては、RS-232C、セントロニクス、SCSIなどがある。
参考文献
藤原 よしたか 「インターネット用語がわかる本」日本実業出版社 (1996)
「情報処理用語辞典」 学研 (1995)
(担当 : 上田 聖)