2000年度メディア論 グループ作品
 「5つのキーワードでメディア論を語る」

リテラシー(りてらしー・literacy)



・定義
単語の意味は読み書き能力のこと
メディア論ではこれに関連して
・メディアリテラシー
・情報リテラシー
・コンピューターリテラシー
などが登場する。
ここでは上記の3つを扱う

・解説

・メディアリテラシー
「情報メディアをじょうずに利活用できる能力」
メディア使用能力、受容能力、表現能力。
コンピュータに限らず、カメラ、ビデオ、カセット、ワープロ、デジタルカメラ、スキャナ、ネットワーク機器
 などのメディア(正確にはこれらの機器はメディアではなくメディアに乗せる情報を作成したり修正したりするための機器であるが、ここでは区別しないで使っている)を利用できる技術、知識のことである。
 

・情報リテラシー
「情報をじょうずに利活用できる能力」
       ・ 情報資源の意義を理解できる。
       ・ 情報資源活用の適切な方法/形態を判断できる。
       ・ 情報資源を適切に(効果的に/効率的に)活用できる。

・コンピューターリテラシー
あくまで「コンピューターを道具として利用することができるかどうか」
という能力のことである。


と、ややもすると混乱するような3つの言葉ではあるが、
それぞれが非常に重要な意味を持っている。
コンピュータリテラシーについての定義はまだわかりやすいが、
「メディアリテラシー」と「情報リテラシー」の違いはなかなか理解しにくい。
「両者の区別は,「プロデュース能力」と「生産能力」の区別に近いものがある。」
との説明があるが、私の解釈としては、
情報を手に入れるまでに要求されるのが、メディアリテラシーで、
情報を手に入れた後、その情報の活用、取捨選択、加工をする際に
要求されるのが情報リテラシー、
さらに自分でまとめた情報をどのような形で伝えるか、
というときも、メディアリテラシーが使われるのだと思う。



参考文献
「メディア論」講義資料
以下2000年7月31日
「教員とコンピューター」の現段階http://m.iwa.hokkyodai.ac.jp/presen/19990812/
(担当:0311999028:及川 敏郎
戻る