BSデジタル放送について
Number
0311999130
Name
新沼 宏文
Mail
mailto:g031x130@edu.soft.iwate-pu.ac.jp?subject=メディア論最終レポート
定義
2000年秋に打ち上げられるBS-4後発機で放送されるデジタル放送のこと。 BSデジタル放送では、高精細度テレビジョン放送(デジタルハイビジョン放送)を中心としたサービスになる見込み。 さらに、各種データ放送、デジタル音声放送及び双方向サービス等多種多様なサービスが計画されている。
デジタルハイビジョン 2000年末から始まるBSデジタル放送で行われる高精細度テレビジョン放送。 現行のアナログハイビジョン放送と同等の高画質映像を楽しめます。
1125i, 750p, 525p, 525i(1080i, 720p, 480p, 480i) 放送される映像信号の走査線数・有効走査線数と走査方式の略称を表す。 現行の地上波ではほとんどが走査線525本を採用している。
1125i:走査線数1125本(有効走査線数1080本)、飛び越し走査方式(インターレース)
750p: 走査線数750本(有効走査線数720本)、順次走査方式(プログレッシブ)
525p: 走査線数525本(有効走査線数480本)、順次走査方式(プログレッシブ)
525i: 走査線数525本(有効走査線数480本)、飛び越し走査方式(インターレース)
これらの中で、1125iと750pをデジタルハイビジョン放送と呼ぶ。
BSデジタルデータ放送 BSデジタル放送では、通常のテレビ番組以外に文字・図形などのデータも電波に載せて 送ることができ、これをデータ放送と呼ぶ。データ放送の具体的内容としては、 映画の字幕スーパーや速報スーパーなどの他、双方向通信を利用したテレビションピング等も 企画されているが、現時点では内容は決ってはいない。
解説
2000年からBSデジタル放送が開始される。日本のBS放送は、国際的に割り当てられた8チャンネルの電波を用いて 行いますが、現在はこの中の4チャンネルを用いてアナログ方式で行われている。が、 2000年からは、これに加えて、残りの4チャンネルの電波を用いてデジタル方式の放送が始まる事になる。 デジタル方式では、従来のアナログ方式1チャンネル分の電波でハイビジョン2番組(標準テレビの場合6番組程度)、 及び音声データの情報を送ることができるため多数の番組が放送されるようになる。 BSデジタル放送では、NHKをはじめ各社とも高画質なデジタルハイビジョンを中心に放送を行う事になっている。 このため、NHKはハイビジョン番組のより一層の充実を図るとともに、ニュースのハイビジョン化にも積極的に 取り組んでいる。
デジタル放送では、映像・音声に加えて、文字・図形・静止画やコンピューターデータなどの各種情報データを 送ることが出来るようになる。このようなデータを活用することによりさまざまな新しい機能を持つ放送サービスが 可能となると思われる。例えば、いつでも最新のニュースや各地の天気予報が見られたり、番組に関連する詳しい 情報を表示したりすることが出来るようになる。
このように高画質なデジタルハイビジョンをベースに各種データサービスを取り込んだBSデジタル放送は、 まさに21世紀のマルチメディア放送にふさわしいものとなりうる。
参考文献
http://www.eiaj.or.jp/japanese/faq/index.htm
社団法人日本電子機械工業会
http://www.internetclub.ne.jp/EASY/index.html
週刊Take IT Easy
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