◆ハイパーテキスト
◇定義 ファイル内でデータを相互に関連付け、検索や参照を重視したデータ管理法。 |
◇解説 テキスト内で1つのデータを参照すると、それに関連付けられているデータを次々と検索することができる。1965年に、Teodor Holm Nelsonが提唱した概念。文字情報や図形情報が、互いに検索キーや系統によって接続された構造になっている。情報を樹形図的な階層構造にまとめるよりも複雑な相互関係を持つ。インターフェースとしては、1つの情報を検索すると、その関連情報が自動的に表示され、その中から1つの情報を選択すると、さらに関連情報が自動的に表示され、その中から1つの情報を選択すると、さらに関連情報が表示される。MacintoshアプリケーションのHyperCardが代表的なものである。インターネットでは、テキスト中の単語をクリックすると、その単語の意味や画像などの関連情報が表示されるHTMLテキストが一般的で、WWWのテキスト構成で用いられる。 |
◇参考文献 秀和システム、標準パソコン用語事典2000年度版、p400 |