メディア論(担当:鈴木克明)2000.8.11
グループ作品「メディア論キーワード5解説」

●DTP《DeskTop Publishing》

文字組の詰めの調整やレイアウトの編集など、商業印刷物の作成作業をパソコン上で行うこと。またはそれを目的としたソフトウェア。デスクトップパブリッシング電子編集システムともいう。
コンピューター機器を利用して、利用者が書籍の編集から印刷までの一連の作業を自分で行うことができるシステム。

米国Aldus(アルダス)社によるDTP構想の提唱と、それを実現するDTPソフト「PageMaker」を発表したことから始まった。
DTP構想とは、従来は印刷工程の中で行っていた写植工程をパソコン上で処理出来るようにすること。
DTPソフトとは、紙面の処理精度を高め、品質の高いレイアウト作業を可能にし、高精度のプリンタを制御するためのページ記述言語(PDL:Page Description Language)機能を組み込んだものをいう。
一般的にはPDL言語の1つであるPostScript対応のDTPソフトが多い。




秀和システム出版編集部編著・標準パソコン用語事典・秀和システム・1999/05/20
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作成者:0311999073/佐藤雄樹