キーワード4:メディアミックス(めでぃあみっくす)
定義:
- 放送・通信・出版などの業界では、一つのマスメディア用に準備した情報を
デジタル化することによって他のメディアに活用すること
- メディアミックスという考え方はTVやビデオ、レーザーディスク、スライド、
カセットテープ、コンピュータなどの単体としての機器を併用して活用し、
それらの集合体を表す言葉である。
解説:
広告主を目指すのは、広告効果の極大化であり、そのためには、一つの媒体における
広告のみに頼るのではなく、種々の媒体における広告を、最大の総合効果を上げるように、
最適の組み合わせで使うことが必要である。媒体ごとにその性質が違い、
訴求対象にも違いがあり、また知名度をあげるのが得意の媒体と、その後の購買の誘発に
強みを発揮する媒体とがあったりで、最適の組み合わせをつくることは、
けっして容易ではない。製品広告にもっとも適した媒体を、
限界効率の急激に落ちる所まで使い、第二の媒体にも同じように、というのが一般的である。
通販の場合でも、カタログ・リーフレット(定型郵便で送れるようなもの)・新聞チラシ・
TVショッピングなどをミックスしている。カタログで売売れ筋商品や顧客特性を探し、
売れるものについてリーフレットやチラシなど1部当たりのコストの安い媒体で面の拡大を行なう。
参考文献:
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/o-iwase/mail/bknum/dbm107.htm
http://center.edu.wakayama-u.ac.jp/DST_BOOK/shuuron/kahatsu3.htm
朝日新聞社 (1998)「知恵蔵1998」
(担当:工藤 裕達)
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