キーワード3:プライバシー
定義:自分自身の問題ないし私生活に関しては、その当人の石によって、他人から見られたり、知られることを拒否し、あるいは逆に他人への公開を決めることの出来る権利。
解説:あらゆる部門に情報技術が浸透するようになり、個人情報が電子媒体に蓄積されることが多くなり、新たに個人情報の保護対策が必要になってきた。 この個人情報保護の根拠はプライバシーの権利である。 個人情報としては、たとえば「国籍、人種、本籍、住所、生年月、電話番号」などがある。 日本で最初に話題となったのは「宴のあと」(三島由紀夫著)のモデル問題をめぐる裁判(1964年)であった。 最近では、自分に関する情報を自分自身の判断によってコントロールする権利と考えられ、個人情報の保護という視点から、プライバシー保護が重視されている。 個人の権利としてのプライバシーを尊重することがメディアにも求められている。
参考文献:佐藤政次 『新版情報処理ハンドブック』 オーム社 (1997)
『「情報・知識imidas」1997』 集英社 (1997)
『知恵蔵1997』 朝日新聞社 (1997)
(担当:仲田 絵梨)