メディア論(担当:鈴木克明)99.8.13.
個人レポート「メディア論を振り返って」
学んだこと1:視る=視られるの関係
「それは何か」
誰も視ていないように感じるが、いつでも視られる存在であるという事。
「なぜ重要だと思ったのか」
自分でも気づかないうちに、他人に視られていると分かったからである。 一番驚いたのが、携帯電話である。ただ、連絡が取りやすいからと思って持っていた携帯電話が、 実は、自分をいつでも呼び出せるという「視られる」存在にしていたとは思わなかった。
また、パノプティコンのような、視られていると感じさせる建築方法があることなど、 人間の心理をうまくついているものがあることにも感心した。
講義内容以外でも、こういう「視る=視られる関係」のものは多いと思う。 自分が気づかないだけで、「自分が視ている立場のようでいて、実は視られていた。」 ということが多いのではないだろうか。 何気なくコニュミケーション手段として使っているものが、このような立場に自分を置いていると 思うと、考えさせられる。
学んだこと2:講義中の生徒と先生
「それは何か」
講義中の生徒と先生はどんなことをしているのか。
「なぜ重要だと思ったのか」
先生のような講義の仕方もあるのだということを知った。 先生は、私語をやめさせるような注意をしなかった。それが、逆に生徒に私語をすること、 私語をやめるということを、自分の力で考えるには良い機会になった気がした。 これは、私がそう考えを捉えたからであって、他の人がどう捉えたかは分からないが。
確かに90分も集中力は続くわけがないのだが、講義をする先生がいて、集中して先生の 話を聞いている人がいるという事を忘れてはいけないと思う。
学んだこと3:インターネット中毒
「それは何か」
現実の世界を忘れてはまりこんでしまう状態。 昼夜を問わず、ネットサーフィンにふけることでもある。
「なぜ重要だと思ったのか」
メディア論の講義が始まった当時は、まだインターネット中毒ではないと思っていたが、 最近は中毒だと思うようになったからである。
この学部にいる以上、直らないと思われる。
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