ダイヤルQ2


定義

NTTの有料電話サービス。サービス識別用の電話番号0090に9が 2つ続くことからQ2と呼ばれ、利用する際は0090に続いて6ケタの番号を ダイヤルする。

解説

任意の情報提供者(IP/InfomationProvider)による電話網を使った 情報提供サービスで、NTTが通話料として、IPの代わりに3分300円 までの固定された時間量課金を回線ごとに代行する。
IPはNTTに対して 番組ごとに毎月1万7000円と代行手数料として情報料総額9%を徴収する。
そのほか、一般加入電話網で利用できる有料サービスにはテレホンサービス、 ボイスメールサービスなどの音声サービスだけでなく、ファクシミリ情報サービス 、パソコン通信サービスなどがある。
また、パーティラインや伝言サービスといった 不特定の利用者相互間を対象としたサービスが問題になったこともあり、 '94NTTの有料電話情報サービス。
サービス識別用の電話番号0990に9が 2つ続くことからQ2と呼ばれ、利用する際は0990に続いて6桁の番号をダイヤル する。
任意の情報提供者(IP/Infomation Provider)による電話網を使った情報 提供サービスで、NTTが通話料として、IPの代わりに3分300円までの固定 された時間量課金を回線ごとに回収代行する。
IPはNTTに対して番組ごとに毎月 1万7000円と代行手数料として情報料総額9%を徴収する。
そのほか、 一般加入電話網で利用できる有料でできる有料サービスにはテレホンサービス、 ボイスメールサービスなどの音声サービスだけでなく、ファクシミリ情報サービス、 パソコン通信サービスなどがある。
また、パーティラインや伝言サービスといった 不特定の利用者相互間を対象としたサービスが問題になったこともあり、‘94年 からはある程度の利用規制が実施された。
IPのシステムと金融システムを連動させた 情報料即時決済システムを利用すれば、IPごとに決められている特定の電話番号 (ダイヤルイン)でCREPASSセンター(NTTのダイヤルQ2センター)にアクセスし 、CAFIS(NTTがクレジット会社向けに行っている個人信用情報照会システム) の提供する信用情報やその際の課金情報を自動的に制御することができる。
以前から 、加入者以外の家族や社員が勝手にQ2を利用して加入者が高額な料金を請求される 事例が問題になっていたため、‘95年11月1日からパスワード制、非課金時間 サービス、定額制を導入した。
パスワード制は申し込み料金は無料で、解約時に 交換機などの工事費として2000円を支払うことで加入できる。
利用方法はQ2用の 10桁の番号に続き4桁のパスワードをダイヤルしないと接続できない。
非課金時間 サービスは、利用者があらかじめサービス内容を一定時間(10〜30秒まで5秒 刻みで設定できる)試験的に無料で確認できるサービス。
定額制は、サービスや利用 時間に関係なく一定額(情報提供者が50〜300円までの範囲で50円刻みで 料金設定できる)を課金する制度。


参考文献 : 「マルチメディア辞典」、デジタルクリエーターズ連絡協議会編


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