<定義>
インターネット(またはパソコン・ネットワーク)のユーザーを対象に、インターネット上に
仮想の商店もしくは商店街(バーチャル・モール)を開設し、通信販売や不動産業、チケット
販売など、多様な商品サービスの販売を行うもの。
<解説>
インターネットを利用すれば、どんな小さい町に住む個人でも世界中に情報発信でき、世界を
マーケットしてビジネスを展開できる。しかし、現在は、バーチャル・ショッピングの前段階
ともいうべきインターネット通販、つまり、すでに店舗を構えている百貨店や個人商店が、自
社商品の新しい販路として実験的に行っているケースが多いのが実態。この新しいショッピン
グ形態への企業側の期待は大きいが、魅力的な商品情報を提供できるか、支払いや物流、返品
の問題をクリアできるか、税金はどうなるか、一般の消費者が日常的に利用するようになるか
などの課題がある。
<参考文献>
編集者:鈴木 力(1998)「情報・知識imidas1998」
集英社
執筆担当者:工藤 さつき(0311998063)