メディア論(担当:鈴木克明教授)
グループ作品「メディア論重要キーワード5解説」
キーワード3:インターネット(いんたーねっと)
定義:
世界中を結ぶ世界最大のコンピュータネットワーク。
「インターネット(internet)」という言葉の「インター」とは、「お互いの」という意味を持つ。この言葉に「ネット(ネットワーク)」という言葉を結んで「相互につなぎ合っているネットワーク」となる。よって、この言葉どおり、インターネットとは、ネットワークとネットワークをつなぎ合わせてできたネットワークである。つまり、「ネットワークのネットワーク」。
解説:
1969年のアメリカ国防総省高等研究計画局(DARPA:Defense Advanced Research Projects Agency)がつくった軍事目的の実験ネットワーク(ARPANET)が原型。
現在では、新たなライフスタイルの実現や企業活動の高度化等21世紀に向けた政治、経済、社会、文化のあらゆる領域におけるフロンティアを開拓する可能性を有しているメディアになっているが、その一方で、インターネットにおけるわいせつ情報、他人を誹謗中傷する情報等違法又は有害な情報の流通が社会問題となっている。このようなインターネット利用におけるいわば影の部分に適切に対応しながら、インターネットをマルチメディア時代を担う中核的メディアとして、発展させていくことが、今後の大きな政策課題である。
参考文献:
郵政省調査研究会・インターネット上の情報流通について -電気通信における利用環境整備に関する研究会-
http://www.mpt.go.jp/policyreports/japanese/group/internet/kankyou-1.html
マイクロソフト株式会社・インターネット(1)
http://jops1.daishodai.ac.jp/ipu/users/taruma/lec97/jnet/slide/jnet9716/index.htm
(担当:林 成玲)