●林 耕平

学んだこと1  メディアというのはきちんと定義しにくいということ。

それは何か

メディアというのはこれを指しているのだ。というのは人によって意見がちがうと いうこと。

なぜ重要だとおもったのか

メディア論を受けるときっとメディアってなんのことかが分かるのだと思ってたのに、 むしろこれがメディアだよってものはいっぱいあるということがわかった。 メディアという言葉が指すことが広すぎて最初はとまどったけれども、だんだんそれ らが持つ共通性というものが見えてきた気もする。

 

学んだこと2  みんなは以外に考えてるのだなということ。

それは何か

メディア論でおもしろかったものの一つが掲示板での感想である。 普通は感想というと先生へのものという感じだが、この講義では他の人が書いた 感想を読むことができてみんながどんなことを考えているかわかった。

なぜ重要だとおもったのか

これはなにげないもののようにみえて、なかなか面白い試みであったとおもう。 一見「CGIをつかってて見る方も書く方もらくちんだ〜。わ〜い。」 という感じだが、この掲示板は感想を書くというより、意見交換がなされたという ことが大きかったと思う。 ただ1行だけ書く人も多かったが、中には他人の投稿にレスを書く人もいた。 実際に「じゃあ、今日の講義についてみんなで話し合ってみよう。ハッハッハ」 とかいってもああはいかないと思う。 講義中だるそうにしていても実はみんないろいろ考えているのだなと感心させられた。

学んだこと3  人は周りの環境に大きく左右されるものだということ。

それは何か

講義のなかで出てきた映像などでも感じたが、とくに肌で感じることができた。 みんながダルそうにしているときは自分もダルくなるし、みんなが目を輝かせて 講義に聞き入っているときは自分もそうなる。 講義自体にムラが全然ないとはいえないが、すくなくとも自分は講義内容以外に 周りの環境でその日の態度が変わっていた。

なぜ重要だとおもったのか

メディアのこわいところは「みんなこうなんだぜ」という大衆性を個人に植え付ける ところだと思う。 人部屋の環境でさえこうなのだから、「全国みんなこうなんだぜ」などと言われた 日には、影響をまったく受けないひとがどれぐらいいるだろうか。 それがいつしか国民性という言葉にすり替えられて…こわいこわい。