WWW
定義
HTML言語で記載された情報により、インターネット上のテキスト、音声、画像、動画の混在するマルチメディア情報にアクセスする手段を与える技術。
解説
WWWとはつまり技術です。HTML言語によって書かれたWWWの情報は、WWWサーバに蓄積され、あちこちからのアクセスを可能にします。
1989年に欧州素粒子物理学研究所(通称CERN)でそれは誕生しました。そのきっかけとなったのは、各研究者の情報を如何に管理すればよいかという問題だったそうです。各人の情報を変更することなく有機的に結合したい、そういう問題意識からHTMLが生まれたのです。その後のインターネットの普及とともにHTMLは改良が進められ、現在はW3Cなる組織により標準化がなされています。
また、インターネットに適した言語としてJAVA等の開発、WWWサーバとデータベースの連携技術の開発、インターネット人口の急増等が相俟って、WWWの重要性は高まる一方です。
参考文献
マルチメディア事典
作成者:0311998103 g031w103@edu.soft.iwate-pu.ac.jp 高橋 孝典