TVゲーム

定義

主にテレビジョンをモニタとして使用し、コンピュータゲームをする為だけに開発されたゲーム機を接続して遊ぶゲームの事。あるいは、その行為自体。

解説

気が付けば『ゲーム』=『TVゲーム』の時代でした。TVゲームは現在完全に日本人の生活に密着してしまいました。実際にここまで広がったのは、任天堂が発売したいわゆる「ファミコン」のせいでしょう。ファミコンは、完全にそのコンピュータであるという面影を取り払ってしまい、一般人でも手が出せるくらいの価格と、簡単な操作で一人でも楽しい時間が過ごせること等で爆発的に普及しました。その後もTVゲーム業界は発展し続け、現在に至り、今度は逆にコンピュータとTVゲーム機が色々な意味で「ネットワーク」を通じて近づいてきました。
TVゲームの面白さは、他のメディアにはないようなインタラクティブ性による物だと考えます。「思い通りに動く」事と「思い通りに動かない」事が、制作者によって擬似的に作られた世界の中で交錯し、プレイヤーをゲームに引き込んでいきます。
ただ、TVゲームには様々な異論も出されています。例えば、一日中ゲームをやることで起こりうる可能性のある近眼。一人で遊ぶことによる他人とのコミュニケーション力の低下。現実と仮想を分けて考えることのできない人間の製造。これらのような問題は、あちらこちらで事あるごとに議論されていますが、現在のような状況になってしまったTVゲームはさらに発展していくことはあっても、無くなることは絶対にないと断言できます。

参考文献

無し
作成者:0311998103 g031w103@edu.soft.iwate-pu.ac.jp 高橋 孝典