0311998103 高橋孝典
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学んだこと1 メディアの世界には、私の知らない言葉が物凄く沢山あるという事
それは何か メディア論の講義を通じて、いくつかの分野についてそこで使用されているキーワードをいくつ知っているかといったテストを数回やった。受けたそのすべてにおいて、半分以上知っているということはなかった。
何故重要だと思ったか ソフトウェア情報学部に関与している限り、メディアという物には触らざるを得ないでしょう。その時、そういった重要なキーワードを知っているかいないかということは、内容を理解することに対して大きく左右するだろうと感じたため、重要としました。テストする前は、自分では意外と言葉は知っている方ではないかと思っていましたが、いかに自分が非力であるかを思い知らされました。

学んだこと2 ドキュメンタリー番組や大学教授に対するインタビューまでも「やらせ」があり、我々はそれにごまかされているということ。
それは何か 講義でいただいた資料のなかに、「やらせ」についての物があった。様々なテレビ番組に対する「やらせ」の摘発の中には、民法のクイズ番組やバラエティー番組ならともかく、日本放送協会製作のドキュメンタリーなども混ざっていた。また、鈴木先生も実際に「やらせ」の指導を受けていた。
何故重要と思ったか 視聴率を稼ぐため、番組を面白くするために、「やらせ」が存在することは分かっていましたが、まさかNHKの、しかも事実をそのまま伝えるべきであるような番組でそれが発生しており、我々はすっかりだまされたままであるという事に大きな不安を抱いたため、重要としました。

学んだこと3 カラオケで歌っているのは実は自分ではなかったという事
それは何か カラオケで歌っているとき、自分と他の人との間に「歌っている自分」を作り出す。それにより自分は他人に直視されずに歌うことができて、他人もその分身を仲介することで、評価したり、楽しんだり、無視することもできる。
何故重要と思ったか カラオケだけにとどまらず、テレビ/ラジオ番組や、インターネットのチャット、プレゼンテーションなど、「視る」「視られる」の関係が発生するあらゆる場面では、結局はこのように「本人」を直接見ているのではなく、そこに作り出される「役」を見ることになってしまっているのではないかと考えたからです。