キーワード1: ホームショッピング


定義:

CATVのサービスの1つとして注目されている双方向テレビ・ショッピングの総称。

解説:

従来のテレビ・ショッピングにホーム・バンキングが合体した形態になっている。
視聴者は、放送の中でプレゼンターから商品に対する情報を提供され、各家庭から
欲しい商品を直接注文でき、その商品は運送会社の手により配送手続きされると同
時に、代金は自動的に指定の銀行口座から引き落とされるケースがほとんどである。

ホーム・ショッピングのメリットは、百貨店などで必要な不動産や販売員を教育す
る為のコストが削減され、従業員の為の休業日を設ける必要もない。更にCATVの場
合には、マーケティング・リサーチもできるので、より視聴者のニーズに対応した
きめ細かいサービスを提供することが可能である。

通信販売と同時にテレビ・ショッピングの普及している米国では、今後この分野の
市場規模はかなり大きくなるものと期待され、CATV側にとっても売り上げの一部を
チャンネル貸し付け料として受け取るメリットがある。日本では、カタログ・ショ
ッピングの某会社がB-ISDNを使ったサービスの進出など、今後日本でもどんどん増加
することが見込まれる。しかし、海外でのショッピングでは、英語が分からないなど、
苦労する点が多いのも事実だ。この点を今後改善していかなければ、子供からお年寄り
まで幅広い層に受け入れてもらうのは困難だと思った。

参考文献:

ニーチマーケット