定義
パソコンを購入しても接続方法がわからないとかで、結局使っていないという人たちをねらってテレビ会社が作ったインターネット関連の機能をホームページの閲覧だけに絞ったもの。
解説
そもそもインターネットとは研究者が互いに電子メールなどで連絡を取り合ったり
、ネットワーク上で共同作業をおこなったりする手段として発
達してきたものだ。世 間でインターネットの代名詞にもなっているホームページのしくみも、画像や音声を含むデータを利用者間で比較的容易にやりとりする方法として、ほんの数年前から始まったものにすぎない。それが娯楽や生活に関する情報を取り出すために活用される
ようになり、誰でもメディアの送り手になれる手段として脚光を浴びてきた。
それが、インターネットTVでは仮名だけの簡単なメールしか送れないし、ホームページの作成もできないのだ。はたしてインターネットTVは一時的なブームで終わるのか、あるいはこれまでのインターネットのあり方を変えてしまうのか。
参考文献
「インターネットTV」 岡田朋之 1996年11月22日 京都新聞朝刊17面