キーワード:第4の権力           0311998132 早川 悠介


定義

    メディアの一般的な機能として、情報伝達と世論形成の二つがある。アメリカのメディアは、これ
に加えて、司法、行政、立法の三権と並ぶ「第四の権力」として政府に対する監視機能の役割を果たす。
 

解説

    司法、行政、立法の三権が独立していながら密接であるように、「第四の権力」であるメディアも
また行政府と密接な関係を持つようになる。ベトナム戦争の報道によってTVは一気に主役に躍り出た
わけだが、それによってTVは選挙の進め方など既存の政治構造を根本的に変えてしまった。それとと
もに「第四の権力」としての機能をメディアは放棄し出した。ここには政府の情報操作が見え隠れする。
例えば、権力犯罪では検察が捜査するまで追及しない一方、個人にかかわる犯罪では憲法や国際人権法
に違反して、裁判が始まる前から興味本位で過剰な「犯人視」報道を行うといった感じである。さらに
やっかいなのは、マスメディアは自己批判しないばかりか、そうした問題があたかも存在しないかのよ
うに振る舞っていることだ。
 

参考文献

    http://www.mag.keio.ac.jp/ipu/users/etsouko/Policy/text1.html

    http://www.aurora.dti.ne.jp/ipu/users/osumi/about.html