個人レポート


重要度1:メディア

What is it?
個々の存在を意思のあるなしに関係なく外に主張し、あるときは影響を与え、あるときはひっそりと消える奇妙な情報伝達体。

Why is it important?
なにはともあれこの講義全般を通してのテーマであったから。第二回で先生はメディアとは何か?という問いをして、その答えをどこにも出さなかった。そしてそのときにこう言いましたね、「この答えは講義を通して自ずと解けてくるはず」と。
確かに全般を通して初めはぼんやりしていた『メディア』という生き物がなんとなく見えてきたような気はする。なにはともあれ、このテーマあってこその他のテーマでしょう。マルチメディアはいうまでもなく、〜リテラシーやらパーソナル〜とかマス〜とか(〜はメディアです) 何かとメディアという文字はおろか、考え方も関わっていたはず。そんな理由からこのテーマが一番重要ではないかと思いました。ちなみに上記のメディアの定義は一応自分なりの現時点での結論です。


重要度2:情報リテラシー

What is it?
いわゆる現在の社会に散乱している数多くの情報から問題解決や意思決定に必要な情報を主体的に選別し、取り出す能力。または取り出した情報に付加価値をつけるための情報処理や加工能力。さらには付加価値をつけた情報を必要する人達に情報メディアを利用して伝達し説得する能力。

Why is it important?
現在の情報社会の真っ只中で少しでも効率良く、なおかつ情報の利用術を知っていた方が当然自分の力となってくれるから。ただ単に情報集めが出来るくらいなら猿でも出来る。それをいかにして生かすか、これは色んなところで影響してくると思います。例え有益な情報を得たとしてもそれを生かせないんじゃ情報が死んでしまうし、それをただ生かすのではなく、なんらかの付加価値をつけるとその利用法も増し、自らが情報の発信者となり、情報社会をリードしていく力にもなる。インターネット等の情報伝達手段の向上により、その傾向はますます強まるばかり。果たしてどのくらいの人がこの時代を越えられるのでしょうか?


重要度3:ネティズン

What is it?
ネット上の市民の略。「智民」→情報通信ネットワークに棲んで、智業にたずさわる人々。

Why is it important?
上とも関連するが、インターネット等のオンライン通信を中心とする情報環境が現在の主流になってきている。それゆえその情報収集場所であるネットの市民という存在はネット世界の自分の分身として重要な役割を果たす存在だから。
どこの機関にも組織にも属しない、しかし、他のネティズンとは関わらなくてはいけない、というよりも関わらなくてはいけない。それにより情報の収集率というのも、価値の高い情報を得ることなども現実世界の人の関係のようにリンクしていくものなのだ。
また、ネット上ということもあってか、他の人がどういう人種なのかというものが見当もつかないところもある。それが良くてネティズンになる人の方が多いのだが、その状況が加熱するとネット中毒者のような現実世界を忘れて生きていくようなこともあるから、 ネティズンである前に自分は一人の現実世界の人間、市民であるということも忘れてはいけない。


文責:柴田 泰典(0311998088)