1888年ヘルツが電磁波(電波)の存在を実証し、96年マルコーニが初の無線電信実験に成功して、電波による通信の可能性がひらけた。
1900年にアメリカのフェッセンデンが高周波発電機式無線電話を発明、 06年のクリスマス・イブにマサチューセッツ州ブラントロックの実験局からこの無線電話機(長波)によって音楽と挨拶を電波にのせた。
これがおそらく最初のラジオ放送だろうと「放送五十年史」(日本放送協会編)は述べている。
また翌07年にはアメリカのド・フォレストが三極真空管を発明し、ラジオ放送には欠かせない連続電波の発生と変調装置発展の基礎を開いた。
1955年アメリカで世界初のトランジスタラジオが、67年日本でICラジオが発売された。