代表的なものに「新聞倫理網領」と「放送法」「放送基準」がある。公衆はもっぱら
新聞紙、テレビの報道によって事件および問題の真相を知り、これを判断の基礎とする。
報道内容は、放送時刻に応じて視聴者の生活状態を考慮し、不快な感じを与えないよう
にする。人心に動揺や不安を与えるおそれのある内容のものは慎重に取り扱う。社会・
公共の問題で意見が対立しているものについては、できるだけ多くの角度から論じられ
なければならない、などの制約がある。これからの新聞人、放送人のモラルに期待した
い。
参考文献:
藤江俊彦(1996) はじめて学ぶマスコミ論
(担当:川村 洋介)