個人レポート「メディア論を振り返って」


学んだこと1:メディアを使うということ

「それは何か」

 「メディアを使う」ということは、メディアに振り回されることではなく、逆にこき使ってやることである。

 さらに、自分を最大限に表現できてこそ「メディアを使った」といえるのではないか。

「なぜ重要だと思ったのか」

 世の中を見渡すと、メディアにこき使われている人間のなんと多いことか。

 話したいことがあるから電話をかけるのではなく、電話があるから話したいことを考える。

 見たい番組があるからTVを見るのではなく、TVがあるからスイッチを入れる。

 まさに本末転倒である。自分たちが生み出したメディアにいちいち振り回されていたら、

 なにかとても大切な物が指の間をすり抜けて落としてしまうような気がしてならない。


学んだこと2:メディアは両刃の剣であるということ

「それは何か」

 メディアは確かに僕達の生活をモノと情報にあふれた豊かな(と一般には言われている)ものにしたが、

 逆に好ましくない状況を生み出してもいる。

 悪徳商法、ガセネタ、人のトラウマをつつく芸能レポーター、ラブソングのバーゲンセール etc・・・。

 メディアは人間が持っている負の感情を増幅する力も持っているのだ。

「なぜ重要だと思ったのか」

 メディアの持つ表の顔と裏の顔を知ってこそ、「メディアを使う」ことが出来るのではないかと思ったから。


学んだこと3:この大学にも結構おもしろい授業があるということ

「それは何か」

 それは「メディア論」だ。

「なぜ重要だと思ったのか」

 この大学には冗談の一つも言えない教授ばかりだと思っていて、かなり幻滅&意気消沈していたのだが、

 メディア論を受講して、「すてたもんじゃないね」と思えたから。これは大きい。


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