インターネット中毒(Internet Addiction)
定義
「インターネット中毒」とは、インターネットを有効に活用しているのではなく、インターネットに熱
中するあまりに、実生活にまで支障をきたすようなケースを言います。
解説
「ネット中毒(Internet Addiction)」の症状は、いろいろな表れ方をします。そこに共通するのは、
"ネットに接続することで日常生活に支障をきたしている"ということです。
その「支障」は、社会性(朝起きれない、仕事がおろそかになる)、精神面(生身の人間と交流できな
い、鬱状態になる)、肉体面(目がかすむ、肩こり、頭痛がひどくなる)、金銭面(電話料金、接続料
金がかさむ)など、多岐に渡ります。
ネットにつなぐことでそれまでどおりの正常な生活が保てなくなっていたら、それは立派なネット中毒
です。そんな状態でも、「今日はやめておこう」と思って自分でコントロールできるようならば問題は
ありません。自分の意思ではどうにもならなくなったときがやっかいなのです。そう、たばこ(ニコチ
ン中毒)やお酒(アルコール中毒)と同じで、ネットもまた自分で制御できないほどハマってしまうモ
ノなのです。米国のいくつかの大学では、ネット中毒もまたなんらかの心の障害からくる
「依存症」の一種と考え、現在該当者を対象に傾向の分析と調査を進めています。
参考文献
TNTERNET JUNKY
担当者:瀬川純太
戻る