インターネット(いんたーねっと)





定義
インターネット(the Internet)は,TCP/IPという通信手順(プロトコル)によって接続された世界百数十カ国を結ぶ巨大ネットワークのことである。
当初は1960年代にアメリカの国防総省で研究がはじまり,その後1970年代になって,TCP/IP,UNIXオペレーティングシステム,Ethernet(イーサネット)に代表されるLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)技術等の基礎的な技術が開発され,実用的な段階に達した。
1980年代には,米国を中心に学術ネットワークとして発展したが,日本にも学術研究の目的で導入され,JUNET(ジュネット Japanese University Network または,JapaneseUNIX Network 1984-1994)が,東京工業大学,慶應義塾大学,東京大学の間で運用開始し,日本における先駆的な役割を演じてきた。



解説
インターネットのことをWWWのことだと思っている人が一昔前までは大勢いたようだがWWWだけではない。E-mail,telnet,ftpなど色々なサービスを提供している。
次に,インターネットは,自由に拡張していくことができ,道路と同様に接続すれば,ただちに道路網にあたるインターネットに組み込まれ,全世界と通信可能になる。ただし,接続することによって,逆に世界中から入ってこれるようになる。これは,セキュリティの面では,マイナスであり,情報発信の面では,安価に世界とつながるという 意味からプラスである。
最近、富*通の電話相談の対応の悪さをWWWで公開し大企業である富*通に謝罪させた人がいたが、今やインターネットの力で個人が大企業に勝てる時代なのだ。
これほどまでに多くの人(全世界の接続ホスト数約1,169,000台、利用者数は150,000,000人、日本だけでみると約1,200,000人もの人が利用している)が利用しているインターネットは良い影響も悪い影響も私たちに与えるものはとても大きくなっている。
TV等とも肩を並べる現代のメディアの1つだろう。



参考文献
松阪大学地域社会研究所 松阪市におけるインターネット等の活用に関する調査報告http://www.matsusaka-u.ac.jp/ipu/users/okumura/mik/netStudy/net-study.html




担当者:浅利 誠

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