デジタル(でじたる)





定義
デジタルの定義の前にまずはアナログの定義をしておきましょう。
現在私たちの住んでいる自然界において起きている事象はどのように変化しているでしょうか?
例えば私たちの体温は連続的に上下しています。このように連続的に変化する物理量で表すことをアナログと呼んでいます。 デジタルとはこれらの量を有限桁の数値で表すことを指す。



解説
数値で記録する場合、計測間隔が1時間おきより、10分おきに記録するするほうが、より正確な気温変化を再現できることは直感的に理解できるでしょう。10分より1分、1分より1秒おきのほうがより正確に再現できます。したがって、より細かい間隔で標本化を行えば、限りなくアナログのデータに近づくことになります。この性質を用いることで日常生活の多くの場面で、情報がアナログからデジタルへと置き換えられつつあるのです。
デジタルと聞いてまず思い出すものはCDではないでしょうか。CDが登場したころからデジタルメディアが世の中でも普通に使われはじめたのでは?
CDでは1秒間を44000回に区切って音を標本化しています、またその一回一回は16bit(65536)の大きさに分けられます。
すなわち1秒間の音楽を録音しておくためには(ステレオの場合)
44000 * 65536 * 2 = 1,411,200 bit/sec
もの情報量が必要となるのです。
しかし、一度デジタルデータにしてしまえば伝達による情報劣化が無く、演算処理も容易にできるため情報の圧縮なども行える。



参考文献
総合情報処理センター 基礎的情報処理学
http://oku1.nc.fukuoka-u.ac.jp/ipu/users/okkun/kougi/kiso3/index.htm



担当者:浅利 誠

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