All Learning Is Self-Directed

第4章 自立学習での管理者の役割

担当 猪貝達弘

4章のまとめ

・管理職は他の誰よりISDLムーブメントの成功の如何を掌握している。
「Wang Global社での学習における管理者の役割」
 雇用者(部下)の学習には管理者の直接的な関与が重要であることのエピソード

管理者の役割
1. 雇用者(部下)がグループや組織の事業目的に遭遇するための彼等の役割を理解させること

2. 雇用者(部下)が彼等の職業進路(出世)を探求することを導き、そして自身の職業上の目標と組織の事業目的の両方を成し遂げるであろうと要求される学習を規定すること

3. 学習、職業と事業目的に遭遇するのに必要な学習方法をつきとめアクセスするために雇用者(部下)と働くこと
・2つのキー

4. 雇用者(部下)(部下)の学習が彼等の仕事に適用されるのを確実にすること
・2つのアイテム

5. 雇用者(部下)をコーチすること
・ 無意識の能力に気づかせる事ができる
・ 全てのエキスパートでなく学習の情報源となる

6. 雇用者(部下)に教えること

その他の管理戦略
・ 管理者自ら学ぶことが多く何も知らないことを認める
・ 雇用者と学習を分かち合う
・ 複数の雇用者を同一コースで学ばせる → 相互作用で学習が仕事に転移する(ISDL)
・ 会議出席者がそこでの学習を他者と分かち合う

管理者の新しい役割への準備
・ 管理者が新しい役割を果たすためには彼等の管理者からのコーチングが必要
・ PLEでは重役や管理者をも学習者である



課題

1.あなたの組織の管理者はこの章に記された役割を準備できていますか?
ISDLの履行により団体の事業目的に遭遇するため、あなた自身または、あなたの組織の典型的な管理者にとっての学習協約(図4−1)を完成させなさい。

学習協約(図4−1)
PARTT 学習ニーズを定義する
1. 組織の事業目的を理解する

2. 組織の目的をグループや個人の目的に訳す

3. それらの目的に出会うために必要な変化は何か決定しなさい

4. それらの変化をおこさせるために何を学ぶ必要があるか決定しなさい

PARTU学習プランを開発する
5. 使うべき学習手段をつきとめなさい

6. 使うべき学習方法は何かつきとめなさい

7. 学習活動のスケジュールを開発しなさい

8. 学習効果の測定方法を決定しなさい

PARTV 学習を仕事に適用し、成果を測定する
9. 学習が具体的な作業にどのように適用できるであろうか決定しなさい

10.個人、グループ、組織の目的達成上での学習効果の測定をしなさい


2.学習協約を完成させたら、組織の他の管理者(メンバー)とこの章に記された管理者の新しい役割のための最良の準備をどの用にしたらできるのか議論しなさい。
ISDLはそれら管理者の学習ニーズに接するためにどのように使われるのであろうか?




管理者の学習協約

PARTT 学習ニーズを定義する
定められた組織の目的は、学習コスト削減のため、全てのレベルの雇用者(部下)によって利用できるISDLの開発すること、組織が定められた事業目的に近づくことを助けることである
企業目的をサポートするのにあなたには何が必要なのかを反映した一つまたは、それ以上のあなた自身(又はあなたの組織の管理者)の目的を書きなさい
それら個人的な目的に出会うために取り入れるべき(もしくは変えるべき)特定の振る舞いは何か
それら個人的な目的に出会うために身につける必要がある新しい知識や技術は何か

PARTU学習プランを開発する
あなたに利用できる学習手段は何か、もしくは指定された知識や技術を身につけることの手助けを探し出すことが出来るか
あなたが使えるであろう学習方法は何か
指定された学習活動のスケジュールを開発しなさい:どの活動をいつまでに完成させるであろう
私の学習をどのように測定したらよいであろう

PARTV 学習を仕事に適用し、成果を測定する
あなたは学習を具体的な作業にどのように適用するのでしょう
10 あなたは、個人的な学習目標に出会ったかどうか、それらは組織の定めた学習コストの削減それに雇用者(部下)が、組織が事業目的を成し遂げるのを手助けできるようになるという目的を成し遂げるのに手助けとなったかどうか、どのように知るのであろうか


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